よもやま話(59:博物館編) [よもやま話]
連休明けって、ちょっと油断するとスグに日数が過ぎてしまいますね。
曜日の感覚がおかしいし。
ま、いつも油断してるようなモンだけど、、、はは
この前の休日は、久しぶりに博物館に行ってきました。
「上野の国立博物館」
今や地方にも立派な博物館があっちゃこっちゃと作られているので、多少影は薄くなりましたが、やっぱり「上野の博物館」と聞くと、おじさん心にパッと灯る何かがあります。
昔々、おじさんも小学生だったころ、何度か連れてきて貰ったのを記憶しています。
一日中過ごしても飽きないばかりか、不思議とお腹も減らないの。
(足はめちゃくちゃ疲れるけど)
そんな記憶を自分の息子達にも植え付けたくて、わざわざ家族で出かけてきました。(洗脳?)
そ、お上りさん。「久しぶりの東京だぜ〜」
人数が多いと電車賃も馬鹿にならないから、車で行きました。
高速が安くて助かります。
(首都高は高いけど、、、ぷぷ)
上野駅界隈の駐車場なんて、全然知らないけど、結構何とかなるモンですね。
公営の大きなトコはズラーって並んでるので、当然のようにスルー。
道ばたの24時間パーキングの空きを発見しました。
「ラッキー」
ビルの一階の狭いスペースに、これまた無理くり線を区切って8台分。
2つ空いてたけど、奥の角のトコに止めるのは、どう考えても物理的に無理。
所さんバリに「ありえね〜設計」です。
「軽自動車でも無理じゃね?」
「ミニカーなら、、、」
「さすが東京はハンパじゃないな」
「いや、サイズは半端か」
地元基準の会話で家族の団らんを確かめ合います。
(少し盛ってます、、、、ぷぷ)
もう一方は、出口のすぐ脇なので、こっちなら許容範囲。
1Boxの頭を振るスペースは何とかあります。
先に荷物と家族を降ろしてから、慎重にバックしていきます。
「うー、ギリギリじゃ〜」
輪留めを乗り越えるときの「ガックン」もかなり怖いですね。
(隣にすりそう)
切り返したいとこだけど、変なこだわりは禁物ですね。
「ま、いっか」
で、ハタと困ります。「どうやって降りよう?」
そりゃそうですね。止めるのにギリギリなら、降りるのも当然ギリギリです。
運転席側が壁なのを良いことに、ドアが接触しても気にせず隙間にお腹を挟み込みます。
「車から出るだけで命がけだな、コリャ」
ちょっとだけ、レンジャー隊員気分を味わえるおまけ付き。
地球の平和は守れないけどね。
とりあえず、帰りの事は想像しないようにしました(ぷぷ)
ま、サイズは狭いけど、場所は最高。
何しろ上野駅のすぐ近く。
高架を渡ってスグに博物館に出られる場所なので狙ったようなプレイスメントです。
(狙ったんだけどね、、はは)
「日頃の行いの良さだな」と威張ってみましたが、誰も聞いてませんでした(シクシク)
んで、肝心の博物館の方はというと、、、
やっぱり歴史を感じますね。
建物からして、いい味がある。
好みは分かれるかも知れないけれど、博物館とか美術館とか、あんまり近代的なハイセンス建築は似合わない気がします。
(そんなのばっかだけど)
中に入ると、おなじみのアレ。
そうです「フーコーの振り子」
地球の自転を教えてくれる、物言わぬ証人です。
(しゃべらないし、人でもないし、、、ぷぷ)
理屈が分かるには小学校高学年か中学くらいかな?
(賢いお子様なら分かってるのかな?)
昔は、もっと大きく感じたんだけど、改めて見るとなんか小さく感じますね。
息子達に仕組みを説明しようと思ったけど、全然聞いてません。
てか、あさっての方に進んで行きそうです。
連休のおかげでロビーは大にぎわい。
ゆっくり、うんちくを語る雰囲気じゃないですね、、、ぷぷ
パンフレットを貰って、ドコに行くかの作戦会議を開きました。
とりあえず本館の3Fに進みます。
そ、だんだん降りてくる作戦。
「全部見るぞー!ワクワク」
で、展示を見始めてある違和感に気付きます。「あ、、、昔と違う」
ま、そりゃそうだ。
私の記憶は、かれこれ30年くらい前。
建物の外観は同じでも、中身は随分リニューアル。
展示室の雰囲気も、平成の時代にマッチして、ガラス張りの洒落た陳列になってます。
なんか、以前は木箱の引き出しに、綿が敷いてあって、化石とか、鉱石とか、無造作に並べてあったイメージ。んで、それがやたらと沢山あるの。
(決して無造作じゃありません、、、ぷぷ)
例えて言うなら、実物展示の百科事典。
猛烈に収蔵数の多い、古びた学校の理科室の印象でしょうか。
しかも、注釈の付いてる物の方が少なくて、かろうじて名前のタグが手書きで付いてたりしたような気がする。
(いつの時代だ?)
あの、カオティックな雰囲気が何とも言えず「大学の研究室ってこんな感じなのかな〜?」と思いを巡らした小学生の姿を思い出します。
あと、記憶に強烈なのが、「首のミイラ」
アフリカ(だったかな?)の部族が他の部族を攻めた時に、敵の首を取って、頭蓋骨を抜き出して、代わりに焼いた石を詰め込んで、頭のオブジェを作ったもの。
戦利品なんですね。
頭皮が縮んでソフトボールくらいの大きさになるの。子供のはもっと小さいの。
それが、ガラスの向こうのひな壇の上に、何個も並んでこっちを向いていた記憶があります。
「うわ〜、人間の首を切るんだ〜、しかも実物〜」と説明文を読みながら戦慄を覚えたのが生々しいです。
なので、私の中では「上野の博物館」といえば「首のミイラ」でした。
で、今回、ぜひとも探そうと思ったんだけど、残念ながら見つかりませんでした。
展示やめちゃったのかな?
(ま、かなりグロいしね)
全体的に展示室はキレイになってるし、ショーケースも現代科学の最先端なんでしょう。
空調は完璧だからケースの隅っこに水の入ったコップとか置いてないし、動いてるのかどうか疑わしいドラム式の震度型とかも置いてない。
(だから、時代が違うって)
あのコップの水に、小バエとかが浮かんでるのが、妙にもの悲しくみえたのは昭和の幻でしょうか?(ぷぷ)
ま、つまりは現代。厳選された展示物だけをキレイに陳列してるのね。
物好きおじさんが懐古趣味に浸るには、若干物足りなさを感じました。
とはいえ、全部の展示を見切るにはとても一日じゃ足りません。
案の定、気持ちとは裏腹に、足の方が悲鳴を上げ始めます。
てか、クルクル動いてると目が回ってくる(ホントホント)
お腹もすいてきます。
「帰りはハンバーグ食べていこう!」
息子達、、、今日一番の盛り上がりを見せました(ぷぷ)
(つづく)
曜日の感覚がおかしいし。
ま、いつも油断してるようなモンだけど、、、はは
この前の休日は、久しぶりに博物館に行ってきました。
「上野の国立博物館」
今や地方にも立派な博物館があっちゃこっちゃと作られているので、多少影は薄くなりましたが、やっぱり「上野の博物館」と聞くと、おじさん心にパッと灯る何かがあります。
昔々、おじさんも小学生だったころ、何度か連れてきて貰ったのを記憶しています。
一日中過ごしても飽きないばかりか、不思議とお腹も減らないの。
(足はめちゃくちゃ疲れるけど)
そんな記憶を自分の息子達にも植え付けたくて、わざわざ家族で出かけてきました。(洗脳?)
そ、お上りさん。「久しぶりの東京だぜ〜」
人数が多いと電車賃も馬鹿にならないから、車で行きました。
高速が安くて助かります。
(首都高は高いけど、、、ぷぷ)
上野駅界隈の駐車場なんて、全然知らないけど、結構何とかなるモンですね。
公営の大きなトコはズラーって並んでるので、当然のようにスルー。
道ばたの24時間パーキングの空きを発見しました。
「ラッキー」
ビルの一階の狭いスペースに、これまた無理くり線を区切って8台分。
2つ空いてたけど、奥の角のトコに止めるのは、どう考えても物理的に無理。
所さんバリに「ありえね〜設計」です。
「軽自動車でも無理じゃね?」
「ミニカーなら、、、」
「さすが東京はハンパじゃないな」
「いや、サイズは半端か」
地元基準の会話で家族の団らんを確かめ合います。
(少し盛ってます、、、、ぷぷ)
もう一方は、出口のすぐ脇なので、こっちなら許容範囲。
1Boxの頭を振るスペースは何とかあります。
先に荷物と家族を降ろしてから、慎重にバックしていきます。
「うー、ギリギリじゃ〜」
輪留めを乗り越えるときの「ガックン」もかなり怖いですね。
(隣にすりそう)
切り返したいとこだけど、変なこだわりは禁物ですね。
「ま、いっか」
で、ハタと困ります。「どうやって降りよう?」
そりゃそうですね。止めるのにギリギリなら、降りるのも当然ギリギリです。
運転席側が壁なのを良いことに、ドアが接触しても気にせず隙間にお腹を挟み込みます。
「車から出るだけで命がけだな、コリャ」
ちょっとだけ、レンジャー隊員気分を味わえるおまけ付き。
地球の平和は守れないけどね。
とりあえず、帰りの事は想像しないようにしました(ぷぷ)
ま、サイズは狭いけど、場所は最高。
何しろ上野駅のすぐ近く。
高架を渡ってスグに博物館に出られる場所なので狙ったようなプレイスメントです。
(狙ったんだけどね、、はは)
「日頃の行いの良さだな」と威張ってみましたが、誰も聞いてませんでした(シクシク)
んで、肝心の博物館の方はというと、、、
やっぱり歴史を感じますね。
建物からして、いい味がある。
好みは分かれるかも知れないけれど、博物館とか美術館とか、あんまり近代的なハイセンス建築は似合わない気がします。
(そんなのばっかだけど)
中に入ると、おなじみのアレ。
そうです「フーコーの振り子」
地球の自転を教えてくれる、物言わぬ証人です。
(しゃべらないし、人でもないし、、、ぷぷ)
理屈が分かるには小学校高学年か中学くらいかな?
(賢いお子様なら分かってるのかな?)
昔は、もっと大きく感じたんだけど、改めて見るとなんか小さく感じますね。
息子達に仕組みを説明しようと思ったけど、全然聞いてません。
てか、あさっての方に進んで行きそうです。
連休のおかげでロビーは大にぎわい。
ゆっくり、うんちくを語る雰囲気じゃないですね、、、ぷぷ
パンフレットを貰って、ドコに行くかの作戦会議を開きました。
とりあえず本館の3Fに進みます。
そ、だんだん降りてくる作戦。
「全部見るぞー!ワクワク」
で、展示を見始めてある違和感に気付きます。「あ、、、昔と違う」
ま、そりゃそうだ。
私の記憶は、かれこれ30年くらい前。
建物の外観は同じでも、中身は随分リニューアル。
展示室の雰囲気も、平成の時代にマッチして、ガラス張りの洒落た陳列になってます。
なんか、以前は木箱の引き出しに、綿が敷いてあって、化石とか、鉱石とか、無造作に並べてあったイメージ。んで、それがやたらと沢山あるの。
(決して無造作じゃありません、、、ぷぷ)
例えて言うなら、実物展示の百科事典。
猛烈に収蔵数の多い、古びた学校の理科室の印象でしょうか。
しかも、注釈の付いてる物の方が少なくて、かろうじて名前のタグが手書きで付いてたりしたような気がする。
(いつの時代だ?)
あの、カオティックな雰囲気が何とも言えず「大学の研究室ってこんな感じなのかな〜?」と思いを巡らした小学生の姿を思い出します。
あと、記憶に強烈なのが、「首のミイラ」
アフリカ(だったかな?)の部族が他の部族を攻めた時に、敵の首を取って、頭蓋骨を抜き出して、代わりに焼いた石を詰め込んで、頭のオブジェを作ったもの。
戦利品なんですね。
頭皮が縮んでソフトボールくらいの大きさになるの。子供のはもっと小さいの。
それが、ガラスの向こうのひな壇の上に、何個も並んでこっちを向いていた記憶があります。
「うわ〜、人間の首を切るんだ〜、しかも実物〜」と説明文を読みながら戦慄を覚えたのが生々しいです。
なので、私の中では「上野の博物館」といえば「首のミイラ」でした。
で、今回、ぜひとも探そうと思ったんだけど、残念ながら見つかりませんでした。
展示やめちゃったのかな?
(ま、かなりグロいしね)
全体的に展示室はキレイになってるし、ショーケースも現代科学の最先端なんでしょう。
空調は完璧だからケースの隅っこに水の入ったコップとか置いてないし、動いてるのかどうか疑わしいドラム式の震度型とかも置いてない。
(だから、時代が違うって)
あのコップの水に、小バエとかが浮かんでるのが、妙にもの悲しくみえたのは昭和の幻でしょうか?(ぷぷ)
ま、つまりは現代。厳選された展示物だけをキレイに陳列してるのね。
物好きおじさんが懐古趣味に浸るには、若干物足りなさを感じました。
とはいえ、全部の展示を見切るにはとても一日じゃ足りません。
案の定、気持ちとは裏腹に、足の方が悲鳴を上げ始めます。
てか、クルクル動いてると目が回ってくる(ホントホント)
お腹もすいてきます。
「帰りはハンバーグ食べていこう!」
息子達、、、今日一番の盛り上がりを見せました(ぷぷ)
(つづく)
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