Macの話(48:パラダイスな着うた編) [Mac]
Macの話を久々に書こうと思います。
最近は本屋さんに行ってもiPad関連の本ばかりが目立って、ちょっぴりジェラシーです。
目の前のMacBook(アルミ)の液晶をへし折って、もぎ取るとiPadみたいに見えなくも無いな~とあらぬ想像を巡らす今日この頃です(ぷぷ)
ま、iPadじゃ無理でもMacならお手の物って作業は山ほどありますよね。
今日はそんな話題。
以前、AUの携帯(misora)を買った話を書きました(Macの話(46:MacBook風携帯電話編):http://sinkoba.blog.so-net.ne.jp/2010-03-09)
MacBookそっくりのマシンなので、性能云々を抜きにして大変気に入っています。
(性能が悪いなんていってません、、、ぷぷ)
Lismoが無くても工夫すればCDだって動画だって取り込めます。
なので、今日は実際に着うたを作ってみましょう。
(話はいつでも唐突です)
こんな記事も参考にしてみて下さい(Macの話(47:Macで着うたを作ろう!misoraで音楽編):http://sinkoba.blog.so-net.ne.jp/2010-03-12)
題材は「Dead or Alive Paradise」
そうです、おじさん一押しのアノゲームのオープニングソング。
いいですよね、アレ。
海に行きたくなります。
ほんとはムービーで取り込みたいけど、それは今度の機会にして、とりあえず今回は、ゲームUMDからBGMを抜き出して、携帯電話の着うたにしちゃいましょう。
では、張り切ってレッツゴー!
***************************
<用意したもの>
MacBook(Bookじゃなくてもいいのよ、、、ぷぷ)
MikuInstaller
WSD:YAMAHAのサイトからダウンロード
UMDGen:ググってゲット
「Dead or Alive Paradise」のゲームUMD
***************************
お気づきの人は既に知ってると思いますが、MikuInstallerはwineです。
そ、UNIX上でwindowsのアプリケーションを動かすソフトです。
なので、Macでwindowsのアプリが動きます。
ま、動かないのは動かんけど、動くのは動きます(なんのこっちゃ)
んで、UMDGenは動きます。
そ、PSP-UMDの中身をいじくるアプリ。
なので、MacでもUMDの中身を展開出来ます。
風が吹けば桶屋が儲かる理論ですね(なのか?)
***************************
(1)元になる音楽ファイルの抽出
何はともあれPSP上でゲームUMDをisoファイルに落とします。これが始まり。
Filerでもiso_toolでも、カスタムファームのファイリング機能でも、好きなのを使って下さい。
そしたら「Dead or Alive Paradise」のファイルをUMDGenを使ってMacのHDに展開します。
ま、UMDGenの使い方はどこかのサイトで調べてきて下さい(無責任)
できた?
「DOAP」
「PSP_GAME」
UMD_DATA.BIN
こんな構成になってますね。
「PSP_GAME」→「USRDIR」→「sound」→「songs」の中に、ゲーム音楽が格納されています。
目的のテーマソングは「doap_bgm_01.mp3」
mp3ファイルがそのまんま、デンとおいてあります。
ホント開放的な気分にさせてくれますね、まさにパラダイス。
(2)wavを作ろう
拾ってきた(?)ファイルは.mp3です。
こいつを.wav→.mmfに変換していきます。
どうしてそんなめんどくさい事をするのかというと、AU携帯(misora)の着うたが.mmfファイルだからです。
んでもって.mmfファイルを作るソフト「WSD」が.wavか.aifか.aiffを指定してくるからです。
何とも大人の事情です。
しかも「WSD」って自分で作った.mmfの再生は出来ないのね。
ほんとどうなってるのやら。
ま、いいや。
ともかく、曲を聴いてみましょう。MacのHDに展開したファイルの中から、「doap_bgm_01.mp3」をダブルクリックしてみましょう。iTunesが立ち上がるはずです。
(Macだし、、、ぷぷ)
このまま聞き入って、悦に浸るのも勿論お勧めですが、それじゃ話が進みません。
iTunesの環境設定から「CDをセットしたときの動作:読み込み設定」を「WAVエンコーダー」に指定。
んで、「doap_bgm_01.mp3」を指定した状態でメニューの「詳細」項目から「WAVバージョンを作成」
すると、mp3がwavバージョンで複製されます。こいつをデスクトップに移動してみましょ。
ほら.wavになってますよね。
(3)WSDを使いこなそう
WSDはYAMAHAのサイトからMacバージョンのヤツをダウンロードしてきます。
Win版をMikuInstallerで使う必要はありません(ぷぷ)
早速立ち上げましょう。
青い画面がペローンって一枚。なんともアッサリしています。逆に変に凝ってなくて好印象。
左上のカラムは「MA-5」を選択しておきます。
早速ファイルを読み込みましょう。
Openのアイコンからデスクトップの「doap_bgm_01.wav」を指定。
「サンプリング周波数が24000Hzを越えているので取り込めないよ」って促されます。
う~ん、さすが高品質。
まんまCDの音質でゲームをやってるのね、さすがは我らのPSP。
携帯電話で再生するにはこのままじゃあ荷が重いので、サンプリング周波数を減らしましょう。
ま、取り合えず「OK」ボタンをポチットな。
違うウインドウが開きます。
「Resample to」を12000Hz
「Convert to Mono」のチェックも入ってるのを確認しましょう。
携帯のスピーカーってモノラルだもんね(ぷぷ)
サンプリングに少々時間がかかりますが、ほら、なみなみの波形が表示されます。
そ、これが音楽データ。
面白いので上の緑の三角アイコン「Play」を押してみましょう。
聞き慣れたオープニングソングが演奏されます。
モノラルのサウンドファイルだけど、Macで演奏すると結構いい音が聞こえますね。
(4)切り出し!
WSDに取り込んだ音楽ファイルは約3分ちょっと。
でも、このままではmisoraの演奏制限に引っかかってしまいます。
MA-5の.mmfファイルで約一分ちょっと。これがAU携帯の縛りのようです。
LISUMOが付いてる携帯電話でも、パソコンから転送したデータの扱いは同じようですね。
文句行っても始まりません(こんなフレーズばっか)
幸いこのファイルは3分ちょっとの曲になっていますが、フルバージョンなので歌詞の1~3番(?)が入ってます。
なら1番だけなら1分じゃね?
おじさんでも分かる理屈です。
PSPでゲーム始める時も流れるのは一番だけだし(ぷぷ)
WSD上でマウスポインタを使い、最初から3分の1くらいの範囲を選択します。
選択位置の微調整もできるからここは大胆かつ大胆に指定しましょう。
で、再生ボタンをポチットな。
選択部分が再生されます。
これを駆使して、携帯に持っていきたい部分を見つけます。
「Edit」メニューから「Trimming」を選ぶと切り出し完了。
ちょっと凝って後ろの部分を「Fade Out」させる事も可能です。
(選択範囲に注意しないと、全部フェードアウトになっちゃったり、、、ぷぷ)
こんな作業も楽しいですね。
出来たファイルを新規保存。
そろそろゴールが見えてきました。
(5)携帯に持っていくぜ
携帯電話にもいろいろ種類がありますが、microSDのスロットがドコについているかは結構大きなポイントです。
カミさんのヤツは電池を引っこ抜かないとmicroSDが抜き差し出来ないの。
いじくり回す派の人にはちょっと不便ですね。
私の愛機IIDAのmisoraは簡単にmicroSDの抜き差しが出来るので、その点は物好きおじさんにぴったりです。
携帯から引っこ抜いたmicroSDをアダプタにつけてMacのUSBに接続します。
「SD-CARD」→「PRIVATE」→「AU_INOUT」
ここがパソコンへの窓口です。なので、ココに(音楽ファイル).mmfを放り込みましょう。
そしたらおもむろにmicroSDを携帯電話に差し込みます。
携帯の設定画面から「microSD」→「PCフォルダ」に進みましょう。
さっき入れた音楽ファイルがありましたか?
(入れたはずですよね、、、ぷぷ)
これをデータフォルダ(SD)に移動します。ま、ユーサーフォルダでも、本体メモリでもドコでもいいんですけどね(はは)
んで、もう一度microSDメニューから「データフォルダ(SD)」→「サウンド」を見てみましょ。
ありました?
再生不能の赤い×印が付いてるときは、時間オーバーです。
WSDでもう少し短く切り出し見て下さい。
(この作業がめんどいのよね)
私の経験上1分10秒くらいがクリティカルですね(ぷぷ)
Dead or Alive Paradaiseのオープニングソングの場合、一番の歌詞がちょうど終わるあたりでタイムアップです。
間奏部分をフェードアウトさせたかったけどちょっと無理ですね。
ま、これはこれでよしとしましょう。
じゃ、これをメールの着うたに設定しましょう。
(通話の着信じゃ音楽に聞き入ってしまいます、、、ぷぷ)
一分間って結構長いですね、、、、ははは
(つづく)
最近は本屋さんに行ってもiPad関連の本ばかりが目立って、ちょっぴりジェラシーです。
目の前のMacBook(アルミ)の液晶をへし折って、もぎ取るとiPadみたいに見えなくも無いな~とあらぬ想像を巡らす今日この頃です(ぷぷ)
ま、iPadじゃ無理でもMacならお手の物って作業は山ほどありますよね。
今日はそんな話題。
以前、AUの携帯(misora)を買った話を書きました(Macの話(46:MacBook風携帯電話編):http://sinkoba.blog.so-net.ne.jp/2010-03-09)
MacBookそっくりのマシンなので、性能云々を抜きにして大変気に入っています。
(性能が悪いなんていってません、、、ぷぷ)
Lismoが無くても工夫すればCDだって動画だって取り込めます。
なので、今日は実際に着うたを作ってみましょう。
(話はいつでも唐突です)
こんな記事も参考にしてみて下さい(Macの話(47:Macで着うたを作ろう!misoraで音楽編):http://sinkoba.blog.so-net.ne.jp/2010-03-12)
題材は「Dead or Alive Paradise」
そうです、おじさん一押しのアノゲームのオープニングソング。
いいですよね、アレ。
海に行きたくなります。
ほんとはムービーで取り込みたいけど、それは今度の機会にして、とりあえず今回は、ゲームUMDからBGMを抜き出して、携帯電話の着うたにしちゃいましょう。
では、張り切ってレッツゴー!
***************************
<用意したもの>
MacBook(Bookじゃなくてもいいのよ、、、ぷぷ)
MikuInstaller
WSD:YAMAHAのサイトからダウンロード
UMDGen:ググってゲット
「Dead or Alive Paradise」のゲームUMD
***************************
お気づきの人は既に知ってると思いますが、MikuInstallerはwineです。
そ、UNIX上でwindowsのアプリケーションを動かすソフトです。
なので、Macでwindowsのアプリが動きます。
ま、動かないのは動かんけど、動くのは動きます(なんのこっちゃ)
んで、UMDGenは動きます。
そ、PSP-UMDの中身をいじくるアプリ。
なので、MacでもUMDの中身を展開出来ます。
風が吹けば桶屋が儲かる理論ですね(なのか?)
***************************
(1)元になる音楽ファイルの抽出
何はともあれPSP上でゲームUMDをisoファイルに落とします。これが始まり。
Filerでもiso_toolでも、カスタムファームのファイリング機能でも、好きなのを使って下さい。
そしたら「Dead or Alive Paradise」のファイルをUMDGenを使ってMacのHDに展開します。
ま、UMDGenの使い方はどこかのサイトで調べてきて下さい(無責任)
できた?
「DOAP」
「PSP_GAME」
UMD_DATA.BIN
こんな構成になってますね。
「PSP_GAME」→「USRDIR」→「sound」→「songs」の中に、ゲーム音楽が格納されています。
目的のテーマソングは「doap_bgm_01.mp3」
mp3ファイルがそのまんま、デンとおいてあります。
ホント開放的な気分にさせてくれますね、まさにパラダイス。
(2)wavを作ろう
拾ってきた(?)ファイルは.mp3です。
こいつを.wav→.mmfに変換していきます。
どうしてそんなめんどくさい事をするのかというと、AU携帯(misora)の着うたが.mmfファイルだからです。
んでもって.mmfファイルを作るソフト「WSD」が.wavか.aifか.aiffを指定してくるからです。
何とも大人の事情です。
しかも「WSD」って自分で作った.mmfの再生は出来ないのね。
ほんとどうなってるのやら。
ま、いいや。
ともかく、曲を聴いてみましょう。MacのHDに展開したファイルの中から、「doap_bgm_01.mp3」をダブルクリックしてみましょう。iTunesが立ち上がるはずです。
(Macだし、、、ぷぷ)
このまま聞き入って、悦に浸るのも勿論お勧めですが、それじゃ話が進みません。
iTunesの環境設定から「CDをセットしたときの動作:読み込み設定」を「WAVエンコーダー」に指定。
んで、「doap_bgm_01.mp3」を指定した状態でメニューの「詳細」項目から「WAVバージョンを作成」
すると、mp3がwavバージョンで複製されます。こいつをデスクトップに移動してみましょ。
ほら.wavになってますよね。
(3)WSDを使いこなそう
WSDはYAMAHAのサイトからMacバージョンのヤツをダウンロードしてきます。
Win版をMikuInstallerで使う必要はありません(ぷぷ)
早速立ち上げましょう。
青い画面がペローンって一枚。なんともアッサリしています。逆に変に凝ってなくて好印象。
左上のカラムは「MA-5」を選択しておきます。
早速ファイルを読み込みましょう。
Openのアイコンからデスクトップの「doap_bgm_01.wav」を指定。
「サンプリング周波数が24000Hzを越えているので取り込めないよ」って促されます。
う~ん、さすが高品質。
まんまCDの音質でゲームをやってるのね、さすがは我らのPSP。
携帯電話で再生するにはこのままじゃあ荷が重いので、サンプリング周波数を減らしましょう。
ま、取り合えず「OK」ボタンをポチットな。
違うウインドウが開きます。
「Resample to」を12000Hz
「Convert to Mono」のチェックも入ってるのを確認しましょう。
携帯のスピーカーってモノラルだもんね(ぷぷ)
サンプリングに少々時間がかかりますが、ほら、なみなみの波形が表示されます。
そ、これが音楽データ。
面白いので上の緑の三角アイコン「Play」を押してみましょう。
聞き慣れたオープニングソングが演奏されます。
モノラルのサウンドファイルだけど、Macで演奏すると結構いい音が聞こえますね。
(4)切り出し!
WSDに取り込んだ音楽ファイルは約3分ちょっと。
でも、このままではmisoraの演奏制限に引っかかってしまいます。
MA-5の.mmfファイルで約一分ちょっと。これがAU携帯の縛りのようです。
LISUMOが付いてる携帯電話でも、パソコンから転送したデータの扱いは同じようですね。
文句行っても始まりません(こんなフレーズばっか)
幸いこのファイルは3分ちょっとの曲になっていますが、フルバージョンなので歌詞の1~3番(?)が入ってます。
なら1番だけなら1分じゃね?
おじさんでも分かる理屈です。
PSPでゲーム始める時も流れるのは一番だけだし(ぷぷ)
WSD上でマウスポインタを使い、最初から3分の1くらいの範囲を選択します。
選択位置の微調整もできるからここは大胆かつ大胆に指定しましょう。
で、再生ボタンをポチットな。
選択部分が再生されます。
これを駆使して、携帯に持っていきたい部分を見つけます。
「Edit」メニューから「Trimming」を選ぶと切り出し完了。
ちょっと凝って後ろの部分を「Fade Out」させる事も可能です。
(選択範囲に注意しないと、全部フェードアウトになっちゃったり、、、ぷぷ)
こんな作業も楽しいですね。
出来たファイルを新規保存。
そろそろゴールが見えてきました。
(5)携帯に持っていくぜ
携帯電話にもいろいろ種類がありますが、microSDのスロットがドコについているかは結構大きなポイントです。
カミさんのヤツは電池を引っこ抜かないとmicroSDが抜き差し出来ないの。
いじくり回す派の人にはちょっと不便ですね。
私の愛機IIDAのmisoraは簡単にmicroSDの抜き差しが出来るので、その点は物好きおじさんにぴったりです。
携帯から引っこ抜いたmicroSDをアダプタにつけてMacのUSBに接続します。
「SD-CARD」→「PRIVATE」→「AU_INOUT」
ここがパソコンへの窓口です。なので、ココに(音楽ファイル).mmfを放り込みましょう。
そしたらおもむろにmicroSDを携帯電話に差し込みます。
携帯の設定画面から「microSD」→「PCフォルダ」に進みましょう。
さっき入れた音楽ファイルがありましたか?
(入れたはずですよね、、、ぷぷ)
これをデータフォルダ(SD)に移動します。ま、ユーサーフォルダでも、本体メモリでもドコでもいいんですけどね(はは)
んで、もう一度microSDメニューから「データフォルダ(SD)」→「サウンド」を見てみましょ。
ありました?
再生不能の赤い×印が付いてるときは、時間オーバーです。
WSDでもう少し短く切り出し見て下さい。
(この作業がめんどいのよね)
私の経験上1分10秒くらいがクリティカルですね(ぷぷ)
Dead or Alive Paradaiseのオープニングソングの場合、一番の歌詞がちょうど終わるあたりでタイムアップです。
間奏部分をフェードアウトさせたかったけどちょっと無理ですね。
ま、これはこれでよしとしましょう。
じゃ、これをメールの着うたに設定しましょう。
(通話の着信じゃ音楽に聞き入ってしまいます、、、ぷぷ)
一分間って結構長いですね、、、、ははは
(つづく)
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