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料理の話(13:美味しくイカを焼きましょう編) [料理]

イカって「烏賊」って書くんですよね。読めるけど書けないよね。
(読むのも怪しいかも、、、ははは)

でも、「カラス」でも「盗賊」でも無いのにね。なんで、こんな字なんだろうね。

海の生き物の名前ってなんか面白い漢字が当てはめてあるのが多いですよね。
詳しい人にうんちくを語って貰うと、面白そうだけど、キット時間が沢山必要だよね、、、ははは

一言で「イカ」って言っても沢山種類があるんですよね、キット。
ま、私が知っているのは「スルメイカ」とか「ホタルイカ」とかそんな程度です。

スーパーに行ったら「真イカ」って書いてあって、美味しそうな生のイカがお徳用で売ってました。

「真イカ」ってイカの種類なのかしら?
じゃあ「偽イカ」ってのもあるのかな?、、、謎は深まります。

「まあいいか」ってことで、コレを買って美味しく食べましょう。
(く、苦しい、、、い、息が~)

そんなわけで、今日のメニューは「イカ焼き」
美味しく焼いて、美味しく食べましょう。
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<材料>

イカ
バター
お酒
醤油

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こんだけです。簡単そうでしょ。

じゃあ、問題です。

「一番美味しいイカ料理ってな~に?」

この答えは人によって違いますよね、、、ははは

でも、シンプルかつ合理的に美味しいのは「イカのポッポ焼き」、コレでしょう。
そ、浜辺とか市場とか、はたまた縁日とかで売ってるヤツ。

ま、縁日の屋台のはともかく、市場とかで売ってる新鮮なイカをその場で丸ごと炭焼きにして、醤油を付けて食べるの。

旨いよね、大抵誰でも食べた経験があるよね、一度位は。

イカが丸ごと美味しいの、そ、焼きたては信じられないくらい美味しいよね。
勿論,イカ自体が良い物である事が必要だけどね。

「じゃあ、それで決まりジャン」っていったら、終わってしまうので、今日はイカを裁いてバターで炒めてみましょう。
そうです、勿論、晩酌のおつまみに最適です。
そのためにやってるんだもんね。
「ポッポ焼き」かじるより、おつまみっぽいよね、、、ははは

という事で、イカの裁き方から始めましょう。
イカの裁き方って知ってます?

ま、決まりは無いんですけどね。(おいおい)

例によって例のごとく、私流儀を書いてみます。お好みの方法があったら、そっちでやって下さい。

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イカは「生イカ」を用意して下さい。スーパーで普通に売ってるモンね。

「冷凍イカ」じゃあダメって訳ではないけれど、やっぱり「生イカ」の美味しそうなのを選んできて、美味しく食べましょう。

イカっていえば、てっぺんが三角で胴体が寸胴で、ギョロッとした目玉の下に水を吹き出す口みたいのがついてて、足が10本生えてる真ん中に歯があるんだよね。

まずは、買ってきたイカをタライに入れて水浴びさせます。
綺麗に洗いましょ。

イカの胴体を逆さに持って、水道の水をチョット勢いよく注ぎ込むと、胴体がふくらむのと同時に吹き出し口から水が「ぴゅー」って出てきて面白いですよ、、、ははは
(遊び過ぎないように、、、)

綺麗に洗ったら、まな板に載せましょう。
三角のてっぺんが付いてる面を下に向けて置きましょう。
こっち側に背骨があるの。
そんでもって、胴体と足がくっついてるトコもこっち側です。

なので、この状態で、胴体の入り口(さっき水道で遊んだトコ)あたりを片手で押さえつつ、足の付け根と目玉のあたりをもう一方の手でつかんで、ゆっくりと水平に引っ張ります。
そです、胴体から中身を引っ張り出すの。

胴体と中身がくっついているところが離れると、あとは丸ごと「ズルズル」って綺麗に引っこ抜けます。
慣れればなんて事無い簡単な作業です。
結構、この感触が楽しいのよね、、、「ズポ!」って引っこ抜けるの。

そうすると、オレンジ色をした「肝(キモ)」がすぐに分かります。
コレが旨いのよね。
そこに、黒い袋状の細長い筋が一本くっついてると思います。
これが、イカスミ。

これを使った料理も美味しいけれど、今回は「真っ黒なおつまみ」にしたくないので、つまんで取り除いておきます。
(破けると、真っ黒になっちゃうから丁寧に取り除いてね)

そしたらあとは、「キモ」の部分を目玉のチョット上あたりで切りとります。
そ、包丁でチョッキン。
で、キモは大事にお皿に載せときましょう。

目玉は無理に取ろうとすると、簡単につぶれて中身が出てくるので、何となく嫌だから包丁で切り取っちゃいます。
そ、目玉の下あたりで「チョッキン」

すると、足が10本丸くくっついた真ん中に堅い歯の部分が出てきます。
なので、適当に切れ目を入れて、丸く繋がった足の部分を広げます。
そうすると、堅い歯とそれをくるんでいる肉がコロンと丸い団子のように取れるはずです。
そ、コレが「イカの口」の部分。

実は、この「イカの口団子」も甘辛く煮込むと肉の部分がとっても美味しいのですが、いかんせん、1個や2個では煮込むのもなんだかな~ですよね。

もったいないけど、今回は使いません。

そんなわけで、「イカの解体ショー」で取れた食材は、「イカのキモ」、「胴体」、フラダンスの腰巻みたいな「イカの足」、、です。

そしたら、イカの足の束をタライの水か水道水にさらしながら、両手で挟んで「スリスリ」って擦るように揉んでみましょう。
なんか、プチプチした小さな粒みたいなのが出てきたでしょう。

これは、足の吸盤に付いてる小さなとげみたいな物です。
良く見てみると王冠の様な形の小さな丸い輪っかです。
そ、コレが吸盤の土台みたいになってるの。
炒めるとプチプチ出てきて口当たりが悪いから、揉みほぐして綺麗に取っちゃいましょう。

そしたら、「イカの足の束」は付け根の所に包丁を入れてバラバラにします。
ほ~ら、足10本と足が取れて面白い形になった「元・足の付け根」ができました。
この「イカゲソ炒め」が美味しいのよね。
ザルに取って水を切っておきましょう。

胴体の方は、5mm位の間隔で輪切りにしていきましょう。
皮はそのままでいいですよ。そうです、「タダの輪切り」です、、、ははは

あ、そうそう、切る前に、胴体の中から「背骨」を取っておくのを忘れないようにね。
指を突っ込んで探せばすぐに分かるはずです。
場所は決まってるから、慣れればすぐに分かります。
(てっぺんの三角が付いてる側面にあります、、これで、わかるかな?、、、ははは)

てっぺんの三角も一緒に細切りにしちゃいます。
そんなに手間のかかる事したくないモンね。

そんで、ザルに載せます。

コレで準備完了。

ココまで来れば後は炒めるだけ。じゃあ、とっとと炒めましょう。

フライパンを温めて、テキトーな量のバターを入れます。
バターが無い時は「マーガリン」を使ったりしてます。
(結構、それでも美味しいですよ)

ケチケチしないでチョット多めでも良いですよ。
「バター炒め」だもんね。

で、バターが溶けてきました?

そしたら、ザルに取っておいた「イカ」を放り込みます。
ジュージュー炒めましょう。

フライパンを掻き回しているとだんだんイカの色が変わってきますよね。
何となく白っぽくなってきます。
火の通り具合が一目で分かるから楽勝だね、、、ははは

全体的に白っぽくなってきたら、これまたテキトーにお酒を注ぎ込みます。
そ、料理酒です。

そんでもって、さっき取っておいた「イカのキモ」を投入します。
指で潰すか、箸で挟んでしごく様にすると、中身が「ウニョ~ン]て出てきます。

このキモが旨いので是非入れて下さい。
だから、「生イカ」を買ってきたんだから。

「冷凍のイカのキモ」だと、チョット使いにくいモンね、心情的に、、、ははは

ほ~ら、もう旨そうでしょ。
バターに塩味が付いてるからちょこっと箸を舐めてみると「既に美味しい」の域に入ってると思います。

でも、チョット味が足りないよね。
なので、醤油をかけ回します。
「サー」と掛け回して炒め続けます。

なんと良い匂いが立ち上って来る事でしょう。
お腹も「グー」となります。「は、、早く喰いたい」

もう、待ちきれません。

醤油の量は「お好みでどうぞ」
(でも入れすぎない様にね、、、ははは)

お皿に盛って、さあ食べましょう。
勿論、「とりあえずビールで乾杯」を忘れずに。

この、タレが旨いんだよね、、、ホント。
ご飯にかけても、行けるよね、、、、ははは。

ウチの、息子は「ゲソ」だけ探して食べまくります。
「お行儀が悪いからやめなさい」って注意しても聞きません。
やっぱり子供でも「旨いモンは旨い」って分かるんですね。

胴体の部分も勿論旨いけど、やっぱり「足」の部分は歯ごたえが良いよね。

とーちゃんも負けずに食~べよっと。


(つづく)






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