料理の話(3:カシューナッツ炒め編) [料理]
前回、中華鍋の話を暑苦しく(?)語ったので、今回も中華料理を作りましょう。
私、「カシューナッツ炒め」って大好きなんです。
お酒のおつまみなんかに良く出てくる「カシューナッツ」
炒め物にしても旨いんですよ。
例によって、「正しいレシピ」の事は忘れて下さい。旨ければ良いんです。「料理は愛情です!」
(って書くとエラそーだね。単に「正式なレシピを知らないだけ」とも言います)
そんなわけで、早速「お買い物」にレッツゴー!
----------------------------------------------------------------------------------
(用意する物)
鶏肉
カシューナッツ
セロリ
甜麺醤(てんめんじゃん)
ごま油
オイスターソース
紹興酒
----------------------------------------------------------------------------------
鶏肉は「モモ肉」・「ムネ肉」って書いてあってパックで売ってます。
モモ肉の方が「皮」から旨い油が出てくるのでオススメです。
ムネ肉はいわゆる「ササミ肉」です。さっぱりしてるので、ヘルシーです。
棒々鶏(バンバンジー)とかに使うよね。
今回は、「モモ肉」使って下さい。太ももの「モモ」よ。
一個入りパックをゲット。
大概、「1個入り」か「2個入り」のパックで売ってます。
もっといっぱい入ってる「お徳用」もあります。
冷凍しておくと保存できるから、一個ずつラップでくるんでおくと便利です。
カシューナッツは「おつまみ」売り場にあることが多いです。煎餅とか柿の種とかと一緒に並んでたりします。
これも、一袋ゲット。
セロリは野菜売り場に決まってますよね。一本ゲット。
甜麺醤(てんめんじゃん)は「中華甘味噌」です。瓶に入った黒い物体で、「なんじゃ、コレ?」って感じです。
独特の風味が癖になります。中華調味料売り場に並んでます。
一瓶400円位だったかな?あんまり沢山は使わないからフツーので良いですよ。
オイスターソースと紹興酒は前回「チンジャオロース」のを使い回します。
オイスターソースは便利だから、予備も含めて数本常備しておくといいですよ。
紹興酒は飲んじゃってたら、また買っていきましょう。
全部買っても3000円でおつりが来るかしら?
まあ、材料の分量は好きなように決めて下さい。決まりはまったくありません。
----------------------------------------------------------------------------------
(まずは下準備)
セロリから始めましょう。肉を先にやると包丁とまな板がペタペタするからね。
綺麗に洗って、まな板にのせます。
根元から順に枝分かれして細くなりますよね。
最初の節目で切って、枝分かれをバラバラにして、、と繰り返すと、太いのが一本と中くらいが2〜3本、細くて葉っぱが付いてるのが数本になります。
使いたいのは棒状の部分なので、あんまり細い枝は要りません。葉っぱも要りません。
食べられる位の細さの物なら真ん中で斜めに2等分。
中くらいのは適当に1センチくらいに切ります。
太い幹は、一番下の白い部分が広がってて上にいくほど丸まってますよね。
なので、幅の広いところを切り離します。下から1/4位のトコかしら?
上の3/4はやっぱり1センチ位に切ります。
下の1/4で一番下の堅いトコは食べたくないから、1ミリくらい切り取っておきましょう。
縦に半分にして、コレも1センチくらいに切りましょう。
コレで、何となく箸でつまめるくらいになったでしょ。
良い香りがしてとってもおいしそう。気分も乗ってきます。
大きさがバラバラでも全然OKです。そもそも太さが違うモンね。
お皿かザルにでも入れときましょう。
次は鶏肉をぶった切ります。
丸まってパックに入ってるので、広げると案外平らなんだな〜と感心します。
骨の周りから綺麗にそぎ落としてるんでしょうね、工場のおばちゃんって上手ですね。(機械かな?)
皮を下にしてまな板に平らに乗せます。
切り方に決まりはありません(料理学校じゃないし)
本能の赴くままに切れば良いんです。
炒めるとかなり縮むから、「箸で持つにはちょっと大きいかな?」くらいがちょうど良いです。
大体2〜3センチ位のサイコロ状するのが目標だけど、グニャグニャしていてそんなに上手く切れないモンね。
大きい小さいのばらつきがあっても全然気にする必要はありません。
炒めちゃえばはっきり言って全く分かりません。
皮の部分ごと一緒に切ってしまいましょう。皮はちょっと切りにくいので怪我しないように注意して下さい。
皮がとれちゃっても気にしない。もったいないから一緒に使いましょう。
----------------------------------------------------------------------------------
(そんじゃ炒めましょ)
中華鍋でもテフロンフライパンでもどっちでも良いですよ。
せっかくなので、中華鍋で書きます。
まずは、カシューナッツを空煎りします。
中華鍋を火にかけて、すぐにカシューナッツを入れます。もちろん強火オンリーでOK。
袋からザーっと入れる時、一緒に湿気取りの小袋が落っこちることがあるので、気をつけてね。
書いてあるモンね「食べられません」って、ははは。
ゆっくりかき回しているとだんだん熱くなって、少し焦げ目が付いてきます。
そしたら火から下ろして大皿に載せときます。
この皿は最後に料理を盛りつけるヤツでいいですよ。
あんまり焦がさないようにね。
そしたら、再度、中華鍋を火にかけてよ〜く熱します。少しケムリが出るくらい。
ごま油をテキトーに注ぎ(大さじ1杯くらい)、中華鍋を傾けて全体に回します。
始めに鶏肉投入。まな板から放り込む時に油跳ねに注意!
特に水滴が入ると弾けて、えらく熱いから水は入れないようにね。
どう?最初にきちんと熱してから油が回してあれば、ほとんどくっつかないでしょ。
暫く炒めます。鶏肉が生じゃあお腹壊しちゃうモンね。
良い色になってきました?そしたら、セロリ投入。
全体を軽く混ぜ合わせたら、紹興酒を少し注ぎ込みます。
量はすごーくテキトー。大さじ1杯くらいかな。入れすぎるとベシャベシャになるから注意してね。
そしたら、立て続けにオイスターソースを入れます。大さじ1.5杯くらいかな。
沢山入れるとしょっぱくなるから、様子見て追加しても良いですよ。
続けて甜麺醤(てんめんじゃん)を小さじ半分くらい入れます。
封を切ってないと、瓶を開けるのに忙しくなるから、料理を始める前に蓋を開けて、小さいスプーンを用意しておきましょう。
オイスターソースはトローリと注げるけど、甜麺醤はスプーンですくって入れるんだもんね。
バターナイフとかで入れても良いですよ、スプーンだと窪みの部分に残っちゃってもったいないからね。
全部入ったら、まんべんなく混ぜて、タレが全体に絡まる様にしましょう。
(甜麺醤が上手く混ざりました?)
基本的にセロリは生でも食べられる食材なので、「軽く火が通ればいいや」くらいの気持ちでいいですよ。
なんか美味そうになってきたでしょ。
そしたら、セロリを一つお味見。塩味が足りないくらいで良いですよ。
後から入れるカシューナッツに塩味が付いてるからね(”おつまみ”だもんね)
んで、最後にカシューナッツ投入。
カシューナッツを入れたらザックリ混ぜて、タレが絡まれば完成です。
少し”カリッと感”が残ってると嬉しいモンね。
(私的には、翌日に温め直した”しっとり感”も好きなんですけどね)
そしたら、さっきのお皿に盛って食べましょう。
オイスターソースと甜麺醤の分量で風味が随分変わるから、自分好みを探してみるのも良いですよ。
こいつでビール飲むと「プハー最高!」となること請け合いです。
是非作ってみて下さい。
(つづく)
私、「カシューナッツ炒め」って大好きなんです。
お酒のおつまみなんかに良く出てくる「カシューナッツ」
炒め物にしても旨いんですよ。
例によって、「正しいレシピ」の事は忘れて下さい。旨ければ良いんです。「料理は愛情です!」
(って書くとエラそーだね。単に「正式なレシピを知らないだけ」とも言います)
そんなわけで、早速「お買い物」にレッツゴー!
----------------------------------------------------------------------------------
(用意する物)
鶏肉
カシューナッツ
セロリ
甜麺醤(てんめんじゃん)
ごま油
オイスターソース
紹興酒
----------------------------------------------------------------------------------
鶏肉は「モモ肉」・「ムネ肉」って書いてあってパックで売ってます。
モモ肉の方が「皮」から旨い油が出てくるのでオススメです。
ムネ肉はいわゆる「ササミ肉」です。さっぱりしてるので、ヘルシーです。
棒々鶏(バンバンジー)とかに使うよね。
今回は、「モモ肉」使って下さい。太ももの「モモ」よ。
一個入りパックをゲット。
大概、「1個入り」か「2個入り」のパックで売ってます。
もっといっぱい入ってる「お徳用」もあります。
冷凍しておくと保存できるから、一個ずつラップでくるんでおくと便利です。
カシューナッツは「おつまみ」売り場にあることが多いです。煎餅とか柿の種とかと一緒に並んでたりします。
これも、一袋ゲット。
セロリは野菜売り場に決まってますよね。一本ゲット。
甜麺醤(てんめんじゃん)は「中華甘味噌」です。瓶に入った黒い物体で、「なんじゃ、コレ?」って感じです。
独特の風味が癖になります。中華調味料売り場に並んでます。
一瓶400円位だったかな?あんまり沢山は使わないからフツーので良いですよ。
オイスターソースと紹興酒は前回「チンジャオロース」のを使い回します。
オイスターソースは便利だから、予備も含めて数本常備しておくといいですよ。
紹興酒は飲んじゃってたら、また買っていきましょう。
全部買っても3000円でおつりが来るかしら?
まあ、材料の分量は好きなように決めて下さい。決まりはまったくありません。
----------------------------------------------------------------------------------
(まずは下準備)
セロリから始めましょう。肉を先にやると包丁とまな板がペタペタするからね。
綺麗に洗って、まな板にのせます。
根元から順に枝分かれして細くなりますよね。
最初の節目で切って、枝分かれをバラバラにして、、と繰り返すと、太いのが一本と中くらいが2〜3本、細くて葉っぱが付いてるのが数本になります。
使いたいのは棒状の部分なので、あんまり細い枝は要りません。葉っぱも要りません。
食べられる位の細さの物なら真ん中で斜めに2等分。
中くらいのは適当に1センチくらいに切ります。
太い幹は、一番下の白い部分が広がってて上にいくほど丸まってますよね。
なので、幅の広いところを切り離します。下から1/4位のトコかしら?
上の3/4はやっぱり1センチ位に切ります。
下の1/4で一番下の堅いトコは食べたくないから、1ミリくらい切り取っておきましょう。
縦に半分にして、コレも1センチくらいに切りましょう。
コレで、何となく箸でつまめるくらいになったでしょ。
良い香りがしてとってもおいしそう。気分も乗ってきます。
大きさがバラバラでも全然OKです。そもそも太さが違うモンね。
お皿かザルにでも入れときましょう。
次は鶏肉をぶった切ります。
丸まってパックに入ってるので、広げると案外平らなんだな〜と感心します。
骨の周りから綺麗にそぎ落としてるんでしょうね、工場のおばちゃんって上手ですね。(機械かな?)
皮を下にしてまな板に平らに乗せます。
切り方に決まりはありません(料理学校じゃないし)
本能の赴くままに切れば良いんです。
炒めるとかなり縮むから、「箸で持つにはちょっと大きいかな?」くらいがちょうど良いです。
大体2〜3センチ位のサイコロ状するのが目標だけど、グニャグニャしていてそんなに上手く切れないモンね。
大きい小さいのばらつきがあっても全然気にする必要はありません。
炒めちゃえばはっきり言って全く分かりません。
皮の部分ごと一緒に切ってしまいましょう。皮はちょっと切りにくいので怪我しないように注意して下さい。
皮がとれちゃっても気にしない。もったいないから一緒に使いましょう。
----------------------------------------------------------------------------------
(そんじゃ炒めましょ)
中華鍋でもテフロンフライパンでもどっちでも良いですよ。
せっかくなので、中華鍋で書きます。
まずは、カシューナッツを空煎りします。
中華鍋を火にかけて、すぐにカシューナッツを入れます。もちろん強火オンリーでOK。
袋からザーっと入れる時、一緒に湿気取りの小袋が落っこちることがあるので、気をつけてね。
書いてあるモンね「食べられません」って、ははは。
ゆっくりかき回しているとだんだん熱くなって、少し焦げ目が付いてきます。
そしたら火から下ろして大皿に載せときます。
この皿は最後に料理を盛りつけるヤツでいいですよ。
あんまり焦がさないようにね。
そしたら、再度、中華鍋を火にかけてよ〜く熱します。少しケムリが出るくらい。
ごま油をテキトーに注ぎ(大さじ1杯くらい)、中華鍋を傾けて全体に回します。
始めに鶏肉投入。まな板から放り込む時に油跳ねに注意!
特に水滴が入ると弾けて、えらく熱いから水は入れないようにね。
どう?最初にきちんと熱してから油が回してあれば、ほとんどくっつかないでしょ。
暫く炒めます。鶏肉が生じゃあお腹壊しちゃうモンね。
良い色になってきました?そしたら、セロリ投入。
全体を軽く混ぜ合わせたら、紹興酒を少し注ぎ込みます。
量はすごーくテキトー。大さじ1杯くらいかな。入れすぎるとベシャベシャになるから注意してね。
そしたら、立て続けにオイスターソースを入れます。大さじ1.5杯くらいかな。
沢山入れるとしょっぱくなるから、様子見て追加しても良いですよ。
続けて甜麺醤(てんめんじゃん)を小さじ半分くらい入れます。
封を切ってないと、瓶を開けるのに忙しくなるから、料理を始める前に蓋を開けて、小さいスプーンを用意しておきましょう。
オイスターソースはトローリと注げるけど、甜麺醤はスプーンですくって入れるんだもんね。
バターナイフとかで入れても良いですよ、スプーンだと窪みの部分に残っちゃってもったいないからね。
全部入ったら、まんべんなく混ぜて、タレが全体に絡まる様にしましょう。
(甜麺醤が上手く混ざりました?)
基本的にセロリは生でも食べられる食材なので、「軽く火が通ればいいや」くらいの気持ちでいいですよ。
なんか美味そうになってきたでしょ。
そしたら、セロリを一つお味見。塩味が足りないくらいで良いですよ。
後から入れるカシューナッツに塩味が付いてるからね(”おつまみ”だもんね)
んで、最後にカシューナッツ投入。
カシューナッツを入れたらザックリ混ぜて、タレが絡まれば完成です。
少し”カリッと感”が残ってると嬉しいモンね。
(私的には、翌日に温め直した”しっとり感”も好きなんですけどね)
そしたら、さっきのお皿に盛って食べましょう。
オイスターソースと甜麺醤の分量で風味が随分変わるから、自分好みを探してみるのも良いですよ。
こいつでビール飲むと「プハー最高!」となること請け合いです。
是非作ってみて下さい。
(つづく)
コメント 0