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Macの話(56:カリスマ編) [Mac]

今朝、ニュース見てました。

テレビ:「今日も一日中不安定なお天気でしょう、、、」
とーちゃん:「上みたら、目まいしそう?、、、ぷぷ」
息子:「空も地震なの?」

、、、、、、、。



ジョ、、、ジョブス君、とうとう辞任ですね。
さすがのカリスマ経営者も病気には勝てませんか。

いちMacファンとして感慨深いものがあります。

アメリカじゃツイッターでも色々飛び交っているみたいですね。

Appleと言えばジョブス。ジョブスといえばMacintosh。
未だにココロのなかではⅡciへの憧れがくすぶっているおじさんには、古き良き時代(??)のラインナップが走馬燈のように浮かび上がってきます(おいおい)

貧乏学生が初めて研究室で触ったMacはⅡfxでした。
国費じゃなきゃあんなモン買えませんよね(物好き、、、ぷぷ)

もっともfxはホントにちょこっと触っただけで、実際の作業はSEかなんかでやってました。

んで、Macの魅力にメロメロ。
「何という事だ!コレはパソコンとか言うシロモンじゃない!!」

そうです、98やDOS/Vとは全く違った使用感。
同じ作業をするにしても、Macでやるとストレスを感じない。ていうか楽しい。

「クワドラが欲しい」とか「PowerBookは割高だろ」とかおしゃべりしながら「いつかMacを買ってやる」とココロに誓ったのは、学生には無謀なチャレンジとも言えなくはありません。
だって当時、まともに揃えたら百万円は軽くかかったような気がします、、、ははは

社会人になって給料を貰えるようになって、やっとこさ買えたのがLCⅢ。

「憧れのⅡciと同じCPUだぜ」とか自慢してたのは、モトローラ製68030, 16 MHz(だったような)
張り切ってメモリを増設して12MBくらいまで見栄を張ったような気がします。

今から見ると、止まっているようなスペックですね(ははは)

その後、音楽性の違いからバンドは解散、、、じゃなくて、いろいろな行き違いからジョブス君は追放(脱走?)
NEXT STEPというこれまた先進的な会社を起こしたんですね。

あれも良いマシンでしたよね。
ただ、構想の大きさの割にはマシンの性能とネットの速度が追い付いていけなかっただけの話(ぷぷ)

今の技術ならNEXTもバリバリ動いたカモね。存続していたら面白かったかも知れません。
(ま、Lionの方がいいか、、、ははは)

当のAppleはというと、ジョブス君を追い出して、コカ◎ーラだかどこだかからCEOを引っ張ってきたんですよね。
アメリオ君だっけ?

なんだかあのころのApple製品は華が無かったですね。
PowerMacintosh 9200/90というマシンを持ってたけど、なんとなく地味な感じで、Macを持っている喜びが薄かった。
マシンのデザインも何となく野暮ったい。
(変なDOS/Vマシンみたい、、、というと失礼か、、、失敬失敬)

ライセンス発行でサードパーティーMacとかも一時解禁して。
実はAppleのマシンよりクローンMacの方が面白そうで、実際Appleの業績も傾いて、、、

そんなこんなでジョブス君、不死鳥のごとくAppleに復帰したんですよね。

んで、出したのがiMac。
アレはインパクトでしたね。

フロッピーディスク付いてないデスクトップマシンなんて、何考えてんの?
と、脳みその発酵具合を勘ぐられるくらい異質なマシンに感じられましたが、今思えばなんて事無し。

「ネットに繋いでナンボ」という当たり前の事を、当時こうもあっけらかんと見せつけてくれたメーカーはAppleだけでした。

つまりはジョブス君の脳みその方が世の中より進んでいただけの話で、iMacを一目見たうちのカミさんが「これカワイイ」と衝動買いしたくらいです。

それからもう一つ、MacBook Air。
これもジョブス君じゃなきゃ作れませんよね、てか「作りません」よね。

「薄型ノートパソコン」ってジャンルは前々からあるし、むしろ日本のメーカーが得意な分野だし、VAIOとかカッコイイマシンも多々あるけど、やっぱりMacBook Airの根性の入り方は半端じゃ無いですね。

あれほど作り込もうとすると、絶対いろんなトコから反発が出てくる。
反発とは言えないまでも「もちょっとこうした方が、、、」みたいな一見すると折衷案的妥協案が上がってきて、何となく会議では流れがそっちの方に行っちゃって、結局、最初のガツンとしたコンセプトがあやふやになっていくの。
「実務的解決」という名前で正当化しても、商品としての魅力は確実に数段落ちる。
いつも起こるパターンですね。

それをジョブス君くらいのカリスマがガンガン先頭に立つと「ガタガタいうな!妥協はゆるさん!」と引っ張れるワケ。
ま、フツーの会社じゃ無理ですね。
つまりはそれだけ敵も多くなるわけだけど、ま、ココまで実績が積み重なると、誰も逆らえないよね(ぷぷ)

かくしてあんな薄っぺらいマシンが、しかもアルミ合金製のカッコイイシルエットを保ったまま発売されたわけで、今後新たにあんなプロジェクトが完遂できるかどうかと考えると、他社では勿論無理だし、ジョブス君無きAppleでも、もはやほぼ不可能じゃないかなとさえ邪推できる。

新CEOは今までナンバー2の地位にいて、病気がちのジョブス君に変わって実際に会社を率いてた人物だから、すぐに会社の屋台骨がきしむワケじゃ無いけれど、やっぱ不安は残りますよね。

特に、今後新たに魅力的な製品を生み出せるかどうかは未知数で、進むべき道を開拓していかなければ、過去の遺産を食いつぶすだけの会社に成り下がってしまう。

そう考えると、やっぱ、今のうちにMacBook Airを買っておいた方がいいかな?
(ナントカして理由を付けたいだけ、、、ぷぷ)

CEOの辞任発表だけで株価が7%も下落したんだって。
ま、そんだけトップの存在感が重厚だったって事ね。

「早く辞めて貰いたい」とか言われてるどこかの総理に聞かせてやりたいね。

国民そっちのけで派閥闘争を繰り広げてる民◎党にも、教えてやりたいですよね。

「いくらトップを変えても、考え無しにバラ撒いても、一時的な人気取りじゃダメですよ。ちゃんと仕事しなさい、、、国のために」(ぷぷ)


(つづく)



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