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料理の話(22:オイルサーディーン編) [料理]

「サーディーン」って「鰯(イワシ)」のことだよね。
なので、「オイルサーディーン」って「油漬けイワシ」の缶詰のこと。

なんか、「Oil Sardine」って書くと「う~ん、トレビア~ン」なのに「イワシの缶詰」って書くとあんまり高級に感じないのはえこひいき?それとも外国コンプレックス?

まあ、言葉はともかく「オイルサーディーン」ってとっても便利です。
日本でいう「ツナ缶」の如き存在。

色んな料理に使えるし、旨いし安いし、言う事無いし、、、ははは

暫く前に、行き付けの店(スーパーです、、、ははは)で「オイルサーディーン」の特売をやってました。
「フィリピン産」だって。
英語表記に並んで日本語で「スパニッシュスタイル」って書いてある。
シールじゃあないトコをみると、日本で売るのを前提に作られた缶詰みたい。
裏書きも日本語併記だし。

安いの、とっても。一個50円くらい。
でも、普段見かけない缶詰を買うのって勇気が必要ですよね。
それが「フィリピン産」で「とっても安い」となると、結構スリリングですよね。
(中◎産よりは安心かな、、ははは)

青い缶の普通バージョンと赤い缶の辛いバージョンがあるの。
どっちも同じ値段。

怖い物見たさに、一個ずつ買ってきました。
何しろ安いし、、、ははは

で、この手の辛いバージョンの缶詰って、時々とんでもなく辛いのってありますよね。
そ、Made for エスニカン料理だと油断できないモンね。
さもなきゃあ、とんでもなく生臭かったりするの。
ほんと、信じられない缶詰とか存在するモンね、いや~世界は広い広い。

でも、こんなフツーの田舎町のスーパーで並べてるくらいだから多分大丈夫でしょ。
スーパーの担当の人も、キット味見くらいはしてるはずだよね、、、、ははは

そんで買ってきた「オイルサーディーン」君、やっぱり使うでしょ、料理に。
眺めてたってしょうがないモンね。
じゃあ、手っ取り早く味が試せて失敗が少ないスパゲッティーにしちゃいますか。

なので、今日は「オイルサーディーンのスパ」を作ってみましょう、、、パチパチ。

*************************************************************************
<材料>
麺(スパゲッティーだもんね)
オイルサーディーン(の缶詰)
キャベツ
タマネギ
ニンニク
オリーブオイル
ワイン

*************************************************************************

準備で一番時間がかかるのは「お湯を沸かす事」、、、、ははは

お湯さえ沸いてしまえば、もう出来たようなモンです。
(ほとんどカップラーメンレベルです)

塩を放り込んで、麺を茹でます。

最近、「臭くないニンニク」なる物を見かける事がありますが、アレってどういう料理に使うのかしら?
私的には「ニンニクは臭い物」であって、臭くない時点でニンニクではない別の物のような気がします。
第一どうすればいいのか思いつきません。
例えていうなら「赤くない赤信号」みたいなモンかしら、、、ははは 

ま、ニーズがあるから商品があるんでしょうね。
上手に使えば便利なのかな?

とりあえず、今回は「ガンガンに臭いニンニク」を使いましょう。
そ、スーパーで普通に売ってるヤツね、、、ははは

ニンニクの皮を剥いてから、叩いて潰してみじん切りにしてフライパンに入れましょう、そ、たっぷりたっぷり。

オリーブオイルで炒めると「う~ん、いい香り」
毎度の事ながら、この匂いがたまらんよね。

そんですかさずタマネギ投入。

今回は、使い残しのタマネギが半分残ってたので炒めるのに入れちゃいました。
別に無くてもいいかもね、、、ははは

麺の方はどう?
少し柔らかくなってきた?

キャベツは茹でて使います。
そ、麺を茹でているお湯に投入しちゃうの。
甘みが出てきて美味しいよ。

料理の本とかによるとこういう時は「キャベツは手でちぎって入れましょう」って書いてある。
その方が、おいしいんだって。
ホントかな?

正直、私には違いが分かりません。
どっちでも美味しいです。
強いていうなら、ゆで加減がポイント。

やっぱり、キャベツは強火でさっと茹でるととっても甘くなって美味しいです。
(キャベツその物を味わうならね)

切り方は、手でも包丁でもあんまり変わらない気がします。
そもそも、茹でてしまうとクニャクニャになって切り口がよく分かりません、、はは

それから、麺を茹でている時にこういう物を投入すると沸騰したお湯が一時収まりますよね。
そ、大量のキャベツを投入したりとか、、、
素麺なら「差し水」ってやるしね。

で、グラグラ茹だってる麺のお湯を一瞬冷やしてやると麺の茹で上がりが早まります。
そ、差し水をするとトータルの茹で時間が早くなる気がします。

キャベツを大量に投入した時も似たように、グラグラ茹だってるお湯が一時冷えて、再度沸騰するのにちょっと時間がかかるの。
差し水を入れたのと同じ事。
なので、「キャベツはスグに茹だるから」っていってスパの麺がかなり茹だった所で放り込むと、再度沸騰した時には麺の方がちょっとクチャってなっちゃったりします。

というわけで、キャベツを放り込む時は堅かった麺がほぐれて柔らかくなった頃合い。濃い黄色が薄い黄色になって麺が柔らかく泳いでるんだけど、噛んでみるとまだ芯が残ってる位が投入のベストポイントかしら。
ま、そんなにこだわらなくても、何となく投入して麺がちょうど良く茹だってるトコですくえばいいんだけどね。
だって、キャベツは生でも食べられるしね。
乾麺を生で食べるのはやめときましょう、、、ははは

そんなコトしてると、隣でフライパンのタマネギ君がジュージュー言ってますよね。

そんじゃあ、オイルサーディーンの登場です。

オイルのまま全部投入するとやっぱり魚臭さも倍増するので、ちょっと勿体ないけど油は切ってしまいます。
フィリピンの油よさようなら、今度はお前も使ってやるからな~。
(「臭いの大好き。油大好き」のヒトは心おきなく全部放り込みましょう、、、タラ~リ)

そんでフライパンを軽くかき混ぜたらワインを少し注ぎます。
そ、料理用にちょうど箱ワインを買ってきたので使いたくなったの。
そ、あの、安くていっぱい入ってるヤツ。
飲んでも旨いしね。

こういう料理の時って大概白ワインを使うよね。
でも、たまたま赤ワインを買ってきたトコだったので、まったく気にせず赤ワインを投入しました。
(行き当たりばったりです)

すると、ちょっと赤っぽいような紫っぽい様な色が付きました。
(当たり前です)

でも味は最高。はっきり言ってベリーグットです。
「魚には白ワイン」って誰が決めたんだろう。
いいじゃんね、喰ってみてうまけりゃ、、、なんでも
(我が家では私が法律です、、、いや、、カミさんか、、、ははは)

入れるのは日本酒でもいいんだけど、日本酒を入れると甘みが出てきます。
それはそれで美味しいんだけどね。
日本酒を入れると、味付けに醤油を入れたくなります。
そ、日本人の性ですな。

今回は赤ワイン&塩味オンリーでオイルサーディーン君の実力を検討します。
(って偉そうなモンではなくて、たまたま「赤ワイン」を買ってきたからだけなの、、、ははは)

なので、ワインを入れてかき混ぜながら塩を放り込んで味を調節します。
そ、箸を舐めながら「もうちょっとかな?」なんてしたり顔で塩をパラパラってやるの。

ほらほら、そんなコトしてると麺がいい具合ですよ。
キャベツを放り込みましょう。
タイミングを逃さないようにあらかじめキャベツをテキトーな大きさに切ってザルにでもとっておきましょう。
(勿論、手でちぎってもいいですよ、、、ははは)

いったん鎮まったお湯がまたグラグラする頃には、キャベツも麺もちょうどいい頃合いです。
ザルでとった麺&キャベツをフライパンに放り込みましょう。
お湯はあんまりきっちり切る必要はありません。

「どさー」って放り込めばオーケー。

強火で煽りながら、麺とソースを絡めましょう。
このために、強火の方のコンロに移動してもオーケーです。

ザックリ、ホックリ掻き回しました。
全体が、馴染んでいれば出来上がり。

じゃあ、お皿にもって食べましょう。

なんとなくイタリアンなエスパニッシュな昼食の出来上がりです。
だって缶に書いてあるモンね「スパニッシュスタイル」って、、、ははは

うまいよね。こんな簡単な料理なのに。
思わず箱ワインも飲みそうになりました、、、ははは

ま、結果的には赤缶も青缶も似たような物でした。
入ってる唐辛子の量が違うだけみたい。
赤缶もそんなにたまげる程の辛さでは無かったのは、やっぱり日本向け製品だったからかしら。

スーパーの仕入れ担当さんもココが腕の見せ所だもんね、、、ははは

そんで、先日久しぶりにそのスーパーに行ったらくだんのオイルサーディーン缶がまだ売ってました。

大量にあったのは随分はけて、主に青い方の缶がワゴンに積んであって値引きしてたの。
「ウンウン、赤い方から売れるのね、こういうのって」って満足げにワゴンに近づいて値段を見ました、、、、

「一個20円」

いや~、これまた安くなってますね~
なに、「にじゅうえん」って。

子供のお菓子でももっと高いよね。
そもそも材料費出るのかしら?
すでに缶詰製品の値段を超越してるよね、、、ははは

缶詰のコーナーに売っているちょっと高級そうな「オイルサーディーン缶」なら、この20倍くらいの値段が平気で付いてるのにね。
味はほとんど変わらないのにね、、、「イワシ」だし、、、ははは

きっとこの缶詰君、デパ地下の食品売り場なら違う人生ならぬ缶生を歩んでいたかもね、、、ははは

やっぱり、近所のスーパーは私の味方です。
缶詰君も私に出会えて嬉しそうです。
(いいじゃん、そう見えるんだから、、ははは)

勿論、喜んで買いました、赤青2ヶづつ。
もっと買ってこようかな~。


(つづく)

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