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料理の話(4:タラコスパゲッティー編) [料理]

今回の特選でない(?)素材は「タラコ」

鱈(たら)の子だから「タラコ」

じゃあ「スジコ」は「すじ」の子?

「カズノコ」は「かず」の子?

「タコ」は「た」の、、、、、、はい、まじめにやります。

最近は「スパゲッティー」って言わなくなりましたよね。
「スパゲッティー専門店」って看板も、とんと見かけなくなったし。

「パスタのおいしいお店」とか「パスタ屋さん」とかの宣伝文句がほとんどですよね。

これは「流行り廃り」だろうから、もうしばらく経つと違う名前のお店が増えてくるのかな?

でも「ズボン」も「パンツ」になっちゃったから、おじさんはちょっととまどいます。

「ズボンよごしちゃった」は「パンツよごしちゃった」になるのかしら?
なんか、、、、だよね文字にすると。

「このパンツかわい~」とか言ってる「アベック」(これも言わなくなった?)見かけると、なんかちょっと恥ずかしいです。


って、「パスタ」の話だよね、「ぱすた」

「タラコのパスタ」って書いてあるメニューが多くなりましたよね。

でも、「うどん」も「素麺」も「すいとん」だって「パスタ」の仲間だから、やっぱりおじさんはちょっととまどいます。

「タラコうどん」も考えようによっては美味そうだけどね。

まあ。何でもいいや、、、「美味ければ」。

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てなわけで、今日のメニューは<タラコスパゲッティー>です。


(材料)

たらこ
バター

麺(スパゲッティー)

お酒


(海苔又は大葉、、、お好みで)

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作り方は、ほんと簡単。

<まずは、下準備>

大きめの鍋でお湯を沸かします。(そりゃ、そーだ)
ガスコンロで二つある、火力の強い方ね。

タラコは、普通のパックでいいですよ。高級タラコなんて使うともったいないですよ、、、。
(ちなみに、「明太子」をつかってもいいですよ)

量は適当です、一パックに一房とか二房入ってるから、豪勢に使っちゃいましょう。
まあ、小さいのが一房あれば充分2~3人前作れます。

最近は、一房を真ん中で斜めに切って、切り口を隠して二房のようにパックされてたりするから、開けてみて「あれ?」っとかよくあるけど、それでも別に全然問題ありません。タラコ自体は美味しいからね。

大きめのフライパンにタラコをポンと載せ、包丁で軽く切れ目を入れて、包丁の頭でも、スプーンでも、ヘラでも、はたまた指でもなんでもいいからタラコの身をほぐしておきます。皮も勿論そのまま使います。
(ほぐすだけだから、初めからフライパンでやることにしてます)

「味はバターで決まります」って宣伝ありましたよね。
おいしいバターを使うと、ほんと料理していて嬉しくなります。

もちろん、普通のバターで作っても、とってもおいしいです(偽装してないヤツね、、ははは)
バターは酸化しやすいので、出来るだけ新しいうちに使いましょう。

バターとタラコって相性いいんですよね、抜群に。

おいしい生のタラコももちろん良いけど、私的にはこんがり焼いたタラコの香ばしさとプチプチ感が何とも好きです。

今回は、バターでタラコを炒めます。
バターで炒めると、「パスタ」に最高!(ココでは「パスタ」って言ってみました)

バターの量は一人あたり10gくらい。
大概、バターの包み紙に線が引いてありますよね、銀紙のトコ。
あれが一本で10gです、たいてい。

なので、銀紙ごと包丁で切って、銀紙をはがして、さっきのフライパンに放り込みます。
残りのバターはアルミホイルかラップでくるんで箱に戻して、冷蔵庫にしまいましょ。

麺の袋におおよその茹で時間が書いてありますよね。9分とか11分とか。

中には早ゆで5分とかのもあります。

基本的に太い麺の方が茹でるのに時間がかかります。
切れ目が入ってて、太く見えるのに早く茹で上がるのとかもあるので、初めに袋を確認した方がいいですよ。
あらかじめ大体の茹で時間が分かってた方が「心の準備」が出来ますよね。

まあガッツがあればあんまり神経質になる必要は無いけどね。

スパゲッティーは「アルデンテ」っていうけど、コレは好みの問題だから、これにもあんまり神経質になる必要はありません(と私は思います)

だって、食べるのはアナタかアナタの周りの人でしょ。
好みの堅さで茹でるのがいいと思いますよ。
(歯が悪い人だっているしね、、ははは)

要は茹ですぎてクチャクチャにしなければいいの。

給食のスパゲッティーっておいしかったモンね。
茹で上げてすぐ食べるんだから、給食を作るよりこっちの方が簡単です。
ちょうど良さそうなところで上げればいいんだから。

そ、一本つまんで食べてみて、美味しいと思ったところが茹で上がり。アナタの好みが全てです。
まあ、ソースと絡める時に追加で火が通るから、その分をさっ引くと、「少しだけ早めに上げる」ってことですね、コツといえば。
ま、その程度の差は大抵の人は、あまり気にしないと思いますよ。

「アルデンテにしないといけない」と思って緊張すると訳分かんなくなります。

かえって芯が残ってると「堅い」ってみんなに不評になります。
食べる時に「芯が残ってる」のは「生ゆで」といいます。「アルデンテ」ではありません。
(勘違いしてる人もいますよね、、、)


<じゃあ作ってみるんべー>

そうこうしてるうちに鍋のお湯は沸きました?

この辺からは、手際の良さも味のうち。で、タイミングが結構大事です。

鍋に塩を入れます。量はすごーく適当。軽くつまんで放り込むって感じ。
(大さじ1パイって書いておきます。だってお湯の量が適当なんだもんね、、、)

スパゲッティーの目安は、一人100g位。一人分ずつ紙でまとめてあるのもあるしね。

親指と人差し指で○を作って入る量が2人分くらいかな?
まあ、食べたいだけ茹でればいいんだけどね(いつも適当です)

麺を放り込んだら、箸でゆっくりバラかします。
(そのまんまにしておくと麺同士がくっついて、「奇妙な料理」になっちゃいます)

少し、柔らかくなってきました?

そしたら、タラコ&バター入りフライパンを並べて火にかけます。強火でOKよ。

フライパンと鍋を交互にゆっくりとかき回します。
(両手で同時にかき回す必要はありません、曲芸師じゃないし)

鍋が吹きこぼれそうになったら、火を弱めてね。

ついでにいうと、箸を変える必要はないですよ、どうせ後で混ぜるんだから。
タラコがひっついてるともったいないので、落として下さい。
(私は舐めちゃったりしますケドね、、、味見です味見!)

だんだんバターが溶けてタラコと混ざって炒まってきました?

タラコの色が変わってくると、なんか良いにおいがしてくるでしょ。
ほら、もう喰いたくなってきたでしょ。

あらかた炒たまってきたら、お酒を注ぎ込みます。普通の料理酒で良いですよ。
コレもス~パーテキトーです。大さじ1杯ぐらい、、、面倒くさければ入れなくても良いです。
いいの、いいの、どう作ってもまず失敗しないから。

前にも書いたけど、失敗するのは「足りない」より「~すぎ」の所為なんです。
今回なら「茹ですぎ」、「入れすぎ」、「炒めすぎ」に注意ってこと。

量にもよるけど、タラコの炒め時間は5~6分くらいかしら、美味そうに見えれば間違いなく「美味い」です。
(フライパンが暖まるのに結構時間がかかります。熱くなってしまえばタラコが炒まるのなんてすぐだモンね)

タラコにも塩味が付いてるし、バターも普通のは塩が入ってます。
そして、この料理の味の決め手は「塩加減」です。
(どの料理でもそうだって?)

箸に付いてるのを時々舐めながら、塩味を調整して下さい。
塩少々を加えるぐらいでちょうど良いはずです。

「まだちょっと塩味が足りないな」位がベストです。 

そうこうしていると麺もちょうど良く茹で上がる頃です。
もしもまだ時間がかかりそうだったら、タラコの方は火を止めておきましょう。
炒め過ぎると焦げちゃうモンね。

逆にこのとき麺が茹で過ぎになってると困ります。鍋の火を消しても麺はのびちゃうモンね。

なので最初に麺の茹で時間を確認したわけです。
そうです、全ての作業を「麺の都合」に合わせるんです。

茹で時間が短くてもいい麺(5分とか)だと、茹でるのとタラコを炒めるのを同時にやるとかなり忙しくなります。

そんな時はどうしようって?

タラコを先に炒めておいてから麺を茹でれば良いんです。そ、火を止めとくの。
だって、すぐに茹で上がるんでしょ。

まあ、そういう麺より、大体10~15分くらいかけて茹で上げるヤツの方が腰もしっかりしていて美味しいと思います。
乾麺だしね。作業的にもちょうど良いしね。

早茹で麺って、インスタント用かしら?

麺料理だから麺が命でしょ、美味しそうな麺を買ってきて下さい。アナタの好みで。

麺の茹で上がりとタラコの炒め上がりがぴったり合うと「オレって天才!?」って嬉しくなります。
挑戦してみる?

そしたら、麺をザルで取って、隣のフライパンに放り込みます。汁はあんまりがっちり切らなくても大丈夫。
むしろ少し、汁っけを入れたいぐらいなんです。

そんで強火にかけながらザックリかき回します。全体が絡まったら出来上がり。
(かき混ぜるのが結構難しいから、大きめのフライパンの方がいいですよ)

お皿に盛って、ほ~ら美味しそう。

お好みで、海苔か大葉の細切りを載せると一層香りも良くってデリ~シャスってか。

休日のお昼なんかに最適です。なにしろ簡単だしね。

タラコをバターで炒めて麺と絡めるだけなのに、へたな、スパゲッティーソース買ってくるよりずっと美味しいよ。
(長々と書いてるけど、やってることはこれだけ!?)


「お店のタラコスパゲッティーは口に合わない」って人もたぶん「美味しい!」って思うはずです。
(シンプルな方が飽きないしね)

是非、作ってみて下さい。

(つづく)


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