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モンハンの話(37:砦蟹編) [モンハン]

「オヌシ、蟹は好きかいの?」

「カニ??」

「そうじゃ、それもとびっきりの身がぎっしり詰まった、極上のカニじゃ」

「カニミソは?」

「おお、あるとも、たっぷり。
風呂桶に満たしてカニミソ漬けになれるくらいたっぷりあるぞ。どうじゃ?欲しくないか?」

「、、、バーちゃん、、、、最近、そんなパターン多くない?
てか、素直に、シャンガオレン狩ってこいって言えば??」

「おお、そうか、、、じゃ、狩ってこい!」

「じゃってなに、じゃって、、てかキャラ崩れすぎ」

「冗談はともかく、前線の街(砦)が襲撃を受けておる。あそこをガッツリ守らんと、この村まで大変な事になるのじゃ」

「なんか、急に緊急事態っぽい事言わないでよ。変わり身早、、てか、今から行って間に合うの?」

「おお、間に合うとも。そこは、ほれ、そういうモンじゃ」

「なんか誤魔化された気がするな〜」

「じゃあ、しっかり頼んだぞ。早速向かってくれ」


そんなこんなで、クソばかでかいカニ退治に行く事になりました。

それにしても、何だね、こんな緊急事態で、しかも、ギルドの重要な前線基地を守るのに、ハンター1人しか派遣しないって、どうゆうこっちゃ?
いいんかい、そんなんで?
しかも、こちとら裸だぞ、全く(そりゃお前のせいだろ)

しょうがない、武器屋の大将に相談してみるか、、、お〜い、大将〜〜

「おー、今度はシェンガオレンだって?」

「話早、、、バーチャン、ドコまで言いふらかしてんだよ」

「いやいや、シェンガオレン襲来の速報で、今朝からギルドはてんやわんやだぜ」

「え、、、知らんかった」

「おいおい、、、ま、いいや。んで、そうとなれば、今や我がポッケ村が誇るエースハンター = アンタの出番じゃないか」

「おいおい、おだてるなよ」

「んで、勝算は?」

「今、考え中、、、って、だから大将のトコに来たんじゃないか!」

「はっはっはー、そんな事は最初から分かってたぜ」

「かなわんなー、もう」

「ヤツの弱点は、ズバリ、殻の中!!」

「殻の中?」

「そう、殻の中。だって考えてもみろよ、一番弱いトコだから殻で守ってんじゃん」

「そりゃそうだけど」

「壺焼きサザエで言えば、とぐろ巻いてて、ちょっと苦くて磯臭くて色がなんかサイケデリックだけど、、、」

「メッチャ、酒に合うトコ!」

「そうそう、ソコ、ソコ」

「あ、、なんか喰いたくなってきた」

「お、食いついたね」

「いや、そうじゃなくて」

「ただ、攻撃するとなると、これまた問題だよな」

「そうそう、なにせ殻の中だし」

「大剣や太刀なら、うまくいけば届かない事も無いらしいケド。でも実際はなかなか難しいだろな」

「殻突き抜けて、中まで切れるのも問題あると思うが、、、」

「ま、それは言わない約束」

「やっぱ、ガンナーか?」

「立ち上がると、さすがに弾が届かないらしいぜ」

「ボウガンで蟹の足狙うなんて、考えただけで空しくなるモンな〜」

「しかも、地震」

「そうそう、振動対策が必要だね」

「フラフラにされたら、攻撃できないばかりか、蹴飛ばされて落ちる事もあるらしいよ」

「痛そうだな」

「そんな悩めるハンターさんに、おすすめの一品」

「なになに??」

「その名も、ブラックボウ」

「弓か」

「裸縛りのハンターさんには耐震スキルなんて、はなっから望むべくも無いから、シェンガオレンに剣士で行くのは無謀ってもんだ」

「フムフム」

「話の都合上、現時点の素材で作れる武器で、唯一の龍属性の弓は、黒の素材で作れるブラックボウしかない」(大人の事情)

「おお、だんだん大将もツボをつかんできたね〜」

「なんか、褒められたのか?」

「まあまあ、続けて続けて」

「シェンガオレンの殻の中は、通常攻撃に対する弱点であると同時に、めちゃくちゃ龍属性に対して弱い。笑っちゃうぐらい弱い、、、ははは」

「おいおい、目が笑ってないぞ」

「そんな弱点をボウガンで攻撃しようとしても、そもそも滅龍弾を撃てるボウガン自体が少ないのと、持ち込める弾数、調合素材数は、決して充分とは言えない」

「そうそう、そうなんだよね」

「なので、ブラックボウ。
これなら溜攻撃の貫通矢を好きなだけ撃てる。勿論、強撃ビンを素材ごと持ち込むとなおよろしい」

「立ち上がったら?」

「爆弾。それも打ち上げタル爆弾」

「まあ、そうだな」

「股下に潜り込んで打ち上げまくる。砦を攻撃しようとして足が止まったら、大タルG&小タルGもオシャレ。うまくいけばひるませられる。ありったけの爆弾を浴びせかければ、さしものシェンガオレンもヘロヘロになること間違いなし!
 でもって、ゲロ攻撃をする時は、向きを変える動作をするので分かりやすい。すかさずハシゴを登ってバリスタ&撃龍槍」

「おー、なんか狩れそうな気がしてきた、、、てか、大将、メッチャ詳しいな。もしかして大将が行った方がいいんじゃない?」

「はっはっはー、、私は、バーチャルハンターだ!」

「いばってどうする、、」

<緊急クエ:緊急事態発生!>
【防具なし、ブラックボウⅠ(180+龍100)、お供:なし】
【調合書①②③、力の護符、守りの護符、回復薬Gx10、秘薬x2、怪力の丸薬x5、競走薬Gx5、強撃ビンx50、ニトロダケx20、空きビンx20、大タル爆弾Gx2、大タル爆弾x3、カクサンデメキンx10、大タルx10、爆薬x10、小タル爆弾Gx5、打ち上げタル爆弾x10、モドリ玉】

あ、、、そうか、このクエ、ネコ連れて行け無いんだった。なんか、いないとなると寂しいな、、シラタキ。
無事に帰ったらツナ缶買ってやるからな、、、いや、カニ缶か、、

すこしセンチな気分を残しつつやってきた街(砦)、支給品は携帯食料と支給用大タル爆弾のみを取って、さあ出陣!

バリスタの弾は支給品ボックスの分を残して、ベースキャンプ奥の採取ポイントから採取。
戦闘中に取りに戻った時、ボックスの方が補充しやすいモンネ。

まっすく戦闘エリアに突入したくなるけど、あえて1番に寄り道。
1番の採取ポイントでもバリスタを採取して10個確保。

採取の都合もあるけど、こちらから行った方が、ハシゴの段差が少なくてイイのよね。

さて、現場に到着。
「ジャ、ジャ〜ン」の怪しいBGMが流れてるから、シェン君既にお出ましのようです。
急いでお出迎えに行かなくちゃ。走れ走れ!

お〜〜、いたいた、、、って、なんだ、まだ遙か向こうの霧のなか。うっすらとシルエットが見えるけど、攻撃なんて届きはしない。急いで損した(プンプン)
ま、じっくり待ちますか、、、
、、、、、、、、、、、、、、、、
、、、、う〜ん、ヒマだ。遅い、遅すぎる。BGMはガンガン気分を盛り上げてくれるのに、肝心のシェン君が射程外じゃ、なんともしようがない。
早く来いよ、全く!
時間がもったいないじゃないか!(せっかち)

ようやく霧の切れ目から、殻の鼻先が出てきた頃に矢が届くようになりました。

「ガンガン撃ってやる」
弓は無限に撃てるから、気が楽ですね。まだビンも装着してないし。

でも、立ち上がって移動されると本体にはさっぱり矢が届きません。
分かっていた事だけど、なんか歯がゆい。
本格的にエリアに入って来ても、角度の問題でやっぱり本体には矢が当てにくい。

う〜ん、背が高い、、、

仕方ないので、足とか爪とか、当たりそうなトコを狙ってみる。
でも、足を狙ってもヒョイって動かれちゃう(ぷぷ)

うまく、縦軸に当たると、細長い足を突き刺す様にズババーンって当たることも希にある(マレ、、)
関節あたりを狙うとなりやすい、、、かも。

そうこうしてるウチに、シェン君、ステージの中央付近まで来てようやく足をたたみます。
腰を下ろしてくれました。

「やっとコレで、弱点に矢が届くぜ!」

勇躍して、怪力の丸薬と競走薬Gをゴックン。強撃ビンも装着して、一気呵成に挑みかかります。今がチャンスだ!
「うりゃー」(気合いが肝心)

ズリズリと前進していくシェン君の後ろを追いかけるように殻の鼻先から中身にかけて貫くように貫通矢を打ち込みます。

龍属性のエフェクトがズババ〜ンと入ってとっても気持ちいい。
やっぱりブラックボウってこのためにあるような武器だなウン。
(武器屋の受け売り?)

そうこうしてるうちに、もうシェン君、砦の部分に到達。
方向を回転し、腰をあげ始めます。

もしや、これは、早々とゲロ攻撃??

急いで弓をたたみ、ハシゴに向かって駆け出します。必殺の撃龍槍をお見舞いしましょう。
うまく、序盤でたたき込めれば、時間的に2発目が撃てるかしら?
(淡い期待)

ま、2発目はともかく、攻撃をハズしたらシャレになりませんね。急げ急げ。

間に合うか?
急ぐほどに、ハシゴのとっかかりで横にずれちゃう、、あーん、うまく登れない(ヘタ)

急げ急げ、、、なんとかハシゴをよじ登り、スイッチの手前に駆け込むと同時にスイッチオン。

撃龍槍の発射とゲロ発射がほぼ同時、、、、、
ゲロのエフェクトが途中で消えたから、一応、攻撃阻止した事になったのかしら???
(注:ゲロではありません)

たまらずよろめくシェン君を尻目に、カメラアングルが悪い事をモノともせず、ハシゴを2段飛び降ります。
バリスタでたたみ掛けるように攻撃してやる。

足の止まったシェン君であれば、バリスタで攻撃も楽なモンです。

「殻の目玉あたりを狙えば、弱点に当たるかな?」
(バリスタは、ダメージ一定?)

お、ズリズリ移動を始めるか、、、よし。

飛び降りて、回り込みつつ弱点を貫きます。バシバシ。
お、効いてる効いてる。

今度はシェン君向きを変えてまたもや砦に攻撃を敢行。
立ち上がり始めたら、やっぱり弓が届きませんね。

急げ、爆弾爆弾、、、ズン、、あれ?

そうです、打ち上げタル爆弾を置いたつもりが、支給用大タル爆弾。
セレクターでは同じ青の表示なので、結構ちょくちょく間違えます(ぷぷぷ)

しょうがない、近くに足があるから起爆しちゃえ、ボン!(弓だから楽です)

気を取り直して打ち上げタル爆、ぼんぼん置いちゃえエイエイ!

打ち上げタル爆弾って、ポンと置けば、ぴゅーんってまっすぐ飛んでいくので、シェンガオレンみたくガタイが大きなモンスターにはうってつけですね。
調子づくとあっという間に10個置ききってしまいます。
もっと持ってこれればいいのに、、、(いつも思います)

そんな事を思っていたら、、、、がびょ〜〜ん。

シェン君が砦を引っ掻いた両ツメを、勢いそのまま股下までブーンとフォロースルー。
爆弾を設置し終わったハンターを、狙ったがごとくぶん殴ります。

思いっきりぶっ飛ばされました。
めっちゃイテ〜。

一撃で体力の八割近くを持って行かれます。
それもそのはず。これってそもそも砦を攻撃する動作。

石の壁を壊す勢いでぶん殴られたらたまりません。生き残ってるのが不思議なくらい。大ケガしたって不思議じゃないのに、また立ち上がって攻撃を再開できるなんて、、、
実はオイラの方が無敵のモンスター???

などど、考えつつ、体力を回復するタイミングを見計らいます。
あ〜死ななくて良かった(裸でも耐えられるんですね、、ぷぷ)

素早く回復し、腰をおろしたシェン君に攻撃を再開。
この高さならガンガン行けるんだけどな〜。

あれ?また腰をあげ始めた?なんかめまぐるしいな〜、、

基本、腰を下ろしてる時は貫通矢。腰を上げたら、足がやってきそうな壁際の部分に爆弾をセットして起爆。

持てる火力のすべてを総動員します。

頃合いを見計らって、モドリ玉。
一旦ベースキャンプに戻り、ボックスに残しておいたバリスタの弾と強撃ビンをとり、爆弾の採取エリアをガサゴソ。

最初に打ち上げタル爆弾を持ち込んでいるので、ゲームスタート時よりも、手持ちを使い切ったこのタイミングがいいですね。

んで、張り切って1番エリアに駆け込みます。
残ったバリスタの弾をキッチリ採取して、強撃ビンの素材を調合すれば、第二波の攻撃用火力はかなり充実。

残り時間を悔いなく戦う事をココに誓います!(選手宣誓)

コレまでの攻撃がキチンと決まっていれば、この頃になるとダウンを奪える事が随分増えてきます。

残った爆弾とバリスタ、強撃ビンをうまく組み合わせれば勝利は目前です。

あ、、、クエストクリア!!
時間も結構余って討伐完了。

うまい具合に、砦への攻撃時にひるみまくってくれたので、スムーズに討伐できました。ま、運も実力のウチだな(自分で言うなや)

いやあ、しかし、さっき殴られた時は「イカン!」と思ったぜ。
おいらにゃ「火事場のバカ力」発動プレイなんて絶対無理だな(ぷぷ)
蹴っ飛ばされることもちょくちょくあるし、、、(おいおい)

ま、いいや、カニミソ・カニミソ。大将へのお土産を確保しなきゃ。
カニミソってドコにあるんだっけ???
、、、、、甲羅の中????

グチャグチャやん、、、(ソコ狙ってたし)
甲羅破けてるやん、、、(ソコ狙ってたし)
あまり旨そうじゃないやん、、、(なんとも言えん)

大将へのお土産、、、、「カニかま」とかじゃダメかな、、(売ってません)


(つづく)


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