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WinXP&Vistaの話(31:PokeWords編) [WinXP&Vista]

今日はいきなり、本題に入ろうと思います(いつになく、マジメ)

前振りの寄り道をしないと、なんか物足りなく感じますが、そんな日もあります。

でも、やっぱり、ちょっと無駄話を書こうかな~とか、心が動きます。
しかし、そんな誘惑には負けません。きっぱりと話をはじめます。
(全然、きっぱり始まってないような、、、)

ポケモンの改造に必要なことは、回りくどく言えば沢山あるけど、簡単に言えば凄く単純です。
(だから、どういうこっちゃい!)

つまりは「どこを、どう改造したいのか?」

突き詰めていけばこういう事だと思います。
(ポケの改造に限りません、、ぷぷ)

一からゲームを作るわけではないので、結局はこういう事です。

具体的にはじめましょう。

(Macな人には:「Macの話(43:Macでポケモンを改造しよう編)」)
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<用意する物>

XP or Vistaのパソコン
GBAエミュレーター:VisualBoyAdvance(VBA)を使いました。

バイナリーエディタ:Stirling(Vistaでもフツーに使えてます)
ポケモン改造ツール:PokeDataChanger(ググってゲット)

ポケセリフエディタ:PokeWords

(追記:PokeWordsをバージョンアップしたのでPokeDataChangerが無くてもセリフ改造が出来る様になりました。「WinXP&Vistaの話(32:PokeWordsのバージョンアップ編)
使い方は:「Macの話(43:Macでポケモンを改造しよう編)」と全く同じです。)

ポケモンFRのROMイメージ(自分で用意して下さい)
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エミュはオーソドックスにVBAが使いやすいと思います。
キチンと稼働していて、ポケモンが遊べる事が前提です(当たり前)

「バイナリエディタ」とか聞くと、なにやら敷居が高そうな印象ですが、さにあらず。
ROMの内容を表示して、一部をコピーしてくる事にしか使いません(今回は、、はは)
普通のテキストエディタじゃ扱えないデータ形式だから、「バイナリーエディタ」ってのがあるんだな、ぐらいに考えておけばいいとおもいます。
「Stirling」というのがオススメと、いろんなサイトでいってるので素直にソレをダウンロードしてきました。(試してみたら、ほんと、使いやすいです)
使っているうちに、スグに慣れちゃうと思います。

「PokeDataChanger」というツールは、とっても多機能で、これ一つでもかなりの改造を楽しめる、優秀なプログラムです。
反面、一番簡単な改造「セリフだけいじってみる作戦」には、多少勿体ない、、、というか、痒いトコに手が届かないというか、、、
ま、改造初心者の私にはもう一段階、敷居が低いと嬉しいと思います。

なので「PokeWords」を作ってみました。
ファイル置き場においてあるので、DownLoadしてみて下さい。

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<多少は理屈をこねなくちゃ>

今回の「セリフだけいじってみる作戦」では、ROMの中にあるセリフ部分の文字を置き換えちゃう作戦です。
そんなもんか、、と納得して下さい(ぷぷ)

ポケモンの中には色々なキャラクターが登場して、色んな事をしゃべってます。
ポケモンも「ピカピー」とか、しゃべってます(?)、、ぷぷ

なので、その文字を「へにょろー」とかに書き換えちゃえば、ピカチューの鳴き声が変わるって寸法です。
、、、はっはー、、、簡単ジャン!!

なので、記事の初めに戻ります。
そ、「どこを、どう改造したいのか?」、、、って事です。

例えて言うなら「オーキド博士のセリフがROMのドコにあって、ソレをどう書き換えたいのか?」ってことです。

これがはっきりすれば、あとは簡単なんです(ははは)
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<理屈はいいから、早く改造しようゼ!>

「もう、、、せっかちなんだから、、、、」
な~んてセリフを言って貰いたいキャラって、ポケモンに登場したっけ?(はは)

以前紹介した「改造ポケモン研究所」の本文中に、オープニングのオーキド博士のセリフについて載っていました。
「オーキド博士の『はじめまして!』のセリフのオフセットは1AA211です。、、、」

この言葉の意味するトコからはじめましょ。
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<まずは、こてしらべ>

(1)何より大事なROMのバックアップ!
「ROMの改造」は「ROMの破壊」と紙一重です(ほぼ同義語、、ぷぷ)
手順以前の問題なので、自分で頃合いを見計らってバックアップしましょ。

デスクトップに「ポケ改造大作戦」フォルダを作って、その中に「ROM」フォルダを作りました。
ポケモンFRのROMを複製して、名前を「01.gba」に書き換えます。
そ、これが改造の第一歩。

オリジナルは「ROM倉庫」ファルダを作って入れときます。
(これで、ROM名の改造が終了しました、、、ぷぷ)

VBAとPokeDataChangerとPokeWordsとStirlingは右クリックから「スタートメニューに追加」しておくと便利です。(たくさんあるね、、、はは)


(2)バイナリーエディタを使ってみよう。
おもむろに「Stirling.exe」を起動。
「ファイル」→「開く」で「01.gba」を開いてみましょう。

なにやら、沢山ドサーって表示されてます。
そ、これがバイナリーデータ。
ポケモンのゲームプログラムそのものです。
16進数表示なので0~9の数字とA~Fの英語で表示されてます。

左端のADDRESSは文字通りデータの番地。
00000000番地には「7F」(一番先頭)が入ってますね。

んで、上の黄色欄が横の番地。「00 01 02 、、、0F」と進んでいって、改行すると、
00000010番地に「84」が入っています。
(16進数にはキットだんだん慣れてきます、、ホント、すぐ慣れますよ、、、はは)

上のメニューに「検索・移動」ってあります。
これを使ってみましょう。

「検索・移動」→「指定アドレスに移動」

ちっちゃなウインドウが開いて、「アドレス(A)」の隣の四角でカーソルがチカチカいってます。
ココに「1AA211」と書き込みましょう。
そうです、さっきの「オーキド博士のオフセット値」です。

んで、OKボタン。
画面が変わって今度はカーソルが「1A」って文字の上でチカチカしてます。

横を見るとADDRESSが「001AA210」、上は「01」です。
そ、ここが「1AA211」番地なわけです。
つまりここから書き込まれている「1A 3D 22 1F 、、、」がオーキド博士のセリフそのものです。

じゃあ、「1A」でチカチカしてるカーソルの上に、マウスポインタを合わせて、左クリックを押しつつ、マウスを下にずらしていって、適当に20行くらい選択してみましょう。
右の方のへんな記号まで混じっちゃうけど、そんなの気にしません。

そしたらcontrol+Cでコピーします。(もちろん右クリックからコピーでもいいですよ)
うん、なんだか「使ってる!」って雰囲気になってきました。

そしたら、バイナリーエディタはそのままほっといて、次に進みましょ。


(3)PokeDataChangerを使ってみる。
「PokeDataChanger.exe」を立ち上げると、大きな四角が二つと色々なボタンが付いてるウインドウが開きます。
左がセリフ、右が16進数って書いてある。

なので、右「16進数」の四角を選択して、control+Vで貼り付けます。
(ウチのパソじゃ、右クリックでメニューが開きません、、、はは)

はりついた?
さっきのデータを持ってきたわけですよ。

んじゃ、いっぱいあるボタンの真ん中の下「セリフ←16進数」をポチッとな。
たちどころに左のセリフ欄が埋め尽くされます。

ほ~ら、どこかで聞いた事のあるセリフでしょ。

「はじめまして!¥p
ポケット モンスターの せかいへ¥n
ようこそ!¥p
、、、、、、、、、、、、、、」

つまり、16進数のコードが一文字ずつに対応してるわけです。
一バイトで一文字ですが、ASCIIコードとは異なり、ポケモンルールになってます。

なんとなく、わかりますよね?


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<じゃ、勢いで本番に突入!>

(4)改造したいセリフはどこ?
まずはターゲットを探しましょ。
VBAで01.gbaを立ち上げて、ゲームを始めます。

これだけだと、どこからどうみても遊んでるようにしか見えません(遊んでます)
しかし、今はただ遊んでいるのではない!改造しているのだ!
(だから、、、遊んでるんだって)

長々とした前説とオーキド君のセリフが始まりポケワールドが展開されます。

自分の名前はなににしよ?
わたしは「ポポ」にしときました。(なんじゃ、それ)
ライバルも勝手につけといて下さい。

で、舞台はマサラタウンの自分の部屋。

まさにテレビに向かってます。昔懐かしいファミコン。
アレを懐かしむのは、やっぱりおじさん世代なんですね~。

って感慨にふけっている場合ではありません。

まずはじめにステートセーブ
「File」→「SaveGame」で1番スロットにデータを保存しときます。

じゃ、ゲームに戻りましょ。
ファミコンに向かってAボタン
「ポポは ファミコンを してる!」ってセリフが表示されます。

今回はこの「ファミコン」をターゲットにしましょう。
VBAはそのままにしておいて次に進みます。


(5)PokeDataChangerって便利です。
PokeDataChanger.exeを立ち上げて、左のセリフ欄に「ファミコンを してる!」
って書き込みます。
そうです、スペースも含めて間違いなく正確に書き込んで下さい。

つい「ファミコンを している!」って書きたくなるけど、これではダメです。
「い」がいりません(ぷぷ)
正確に「ファミコンを してる!」って書いて下さい。

そしたら、左上「ROMを開く」ボタンをポチッとな。PokeDataChangerに01.gbaを読み込ませます。

じゃあ、一番左下隅の「オフセットの検索」ボタンを押してみましょう。

暫くすると、真ん中の「オフセットの候補」欄に「17bf5e」の文字が現れるハズです。
(手順どおりやってればね、、、はは)

これを選択すると、上の「オフセット」欄に「17bf5e」が書き込まれます。
んで、「セリフのロード」をポチッとな。

あ~れ不思議、セリフ欄に

「ファミコンを してる!¥m
… … よし¥m
そろそろ でかけよう!終」

と書き込まれています。
そうです、PokeDataChangerが一区切りのセリフを見つけてくれました。

なので、左下2番目「テキストに保存」をポチッとな。
「ファミコン」って名前を付けて、デスクトップの「ポケ改造大作戦」に保存します。


(6)ようやくPokeWordsの出番です。
PokeWords-v1.2.exeを起動しましょう。

左上にでっかく「テキスト取り込み」ボタンがあります。コイツをポチッとな。
さっき保存した「ファミコン.txt」を取り込みます。

PokeWordsは、セリフの文字数を揃えるツールです。

セリフの文字を直接書き換える方法は、アドレスの特定が簡単ですが、オリジナルのセリフの文字数に注意する必要があります。
PokeDataChanger単体で書き換えようとすると、文字数を数えるのが面倒なんです、、、ははは

PokeWordsで取り込んだテキストは下の欄に3段で表示されています。
この一番上「ファミコンを してる!送」が選択されています。

マウスで選べば、「… … よし送」も「そろそろ でかけよう!終」も選択出来ます。

では「ファミコンを してる!送」を選択した状態で、上の文字フィールド(カーソルがチカチカしてるトコ)に「PSPgo」って書き込んでみましょう。
「はめ込み」ボタンをポチッとな、すると、その上の四角がいっぱい列んでるトコにはめ込まれます。

そうです、オリジナルのセリフ「ファミコン」と「PSPgo」はカタカナと英語の違いはあるものの、どちらも5文字。
うまいこと「PSPgoを してる!送」に当てはまります。

はめ込んだ状態で、下のセリフ欄をマウスで移動「… … よし送」の段を選択してみます。
(どこでも、いいんだけどね)

すると、こんどはこちらのセリフが編集可能になり、さっきのセリフが変更後欄に書き込まれています。

とりあえずココで「ファイル」→「SaveAs」からセーブしておきます。

セーブした?勝手にセーブ名も付けてくれるからラクチンでしょ。
まさに他力本願の人間が考えそうなお気楽仕様です、、、ぷぷ

そしたら、右の方にある「コード作成」ボタンをポチッとな。

「ROMが指定されていません」と注意されます、、、ぷぷ
そりゃそうだ、まだ指定してないモン。

て事で、「ROMの指定」ボタンで、、、そうです改造用に用意したポケFRのROM
「01.gba」を指定しましょう。

これで準備は完了です。

気合いをこめて、右端の「変更書き込み」ボタンをポチッとなしましょう。
このボタンで01.gbaに変更したセリフが書き込まれます。

そしたら、このウインドウは赤四角で閉じちゃいます。


(7)初体験を堪能しよう!
そうです、もうすでにあなたは初体験を済ませました。
(こう書くと、、、はずかしい、、、?)

先ほどほったらかしにしていたVBAを見てみましょう。
まだ、そのままの状態です(そりゃそうだ)

では、VBAの「File」→「Open」から、さっき改造したハズの「01.gba」を再度openして下さい。

めでたく読み込んだら、続けて「File」→「Load Game」
初めにステートセーブしていた状態をロードします。

で、最初と同じようにファミコンに向かって話しかけましょう、、、
じゃなくて、Aボタン。

「ポポは PSPgoを してる!」に書き換えられています。
PSPgo.png

う~ん、めでたしめでたし。

これでめでたく、旧式のファミコンがメーカーの垣根を跳び越えて新型携帯ゲーム機にバージョンアップしました。
(セリフだけ、、、ぷぷ)
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<まとめ>
ここまでが、セリフ改造の基本中の基本です。

この流れをつかんでしまえば、あとは自分なりに工夫して改造ワールドに突入する事が出来るでしょう(?、、、、、ぷぷ)


{セリフ改造のコツ}
PokeDataChangerで表示されている「¥n」、「¥m」、「¥p」はPokeWordsでは「止」、「送」、「頁」に当てはめてあります。
これらは「改行」、「行送り」、「改頁」を表す操作文字です。
慣れてくると、これらの操作文字の位置をズラしてもセリフの表示は可能です。
その場合、一行の文字数に注意して下さい。
だいたい20文字くらいで改行文字を入れないと、GBAのセリフ表示欄からはみ出してしまい、正常に表示出来ません。

また、「止」「送」の並び方や、続け方にもコツがあります。
やってみれば一目瞭然、試行錯誤してみて下さい。
ま、「送」なら続けても良いけど「止」はダメ、位はスグに分かると思います。

「終」の文字が一連のセリフの終わりを表しているので、これを後ろにズラしてしまうと、次のセリフが混乱してしまいます。
何人もの連続したセリフをバイナリーエディターで拾ってきて、PokeWordsで続けて改造する場合は注意して下さい。

それから、「もう、、、せっかちなんだから、、、、」ってセリフ。
私は隣のおねーさん「ナナミ」に言って貰いたいです、、はは

「ナナミ」さんのセリフをみると、「ポポくん おとうとのグリーンと、、」とか「ピカチュウの なつきどは、、、」みたいに、主人公の名前とか、ライバルの名前とかが多く含まれているのが分かります。
そうです、こういった言葉はプレーヤーによって異なるため、「ポポくん」で検索してもダメなんです。

PokeWordsでは主人公の名前は「<主」、ライバルは「<宿」の様にあて文字になっています。
この辺の理由も、おいおい分かってくると思います。

いずれにしてもナナミさんのセリフ改造は少し経験値を積んでからでないと難しいかも知れません。
う~ん、やっぱり憧れのおねーさんは高嶺の花なのか、、、
(ちゃう、ちゃう、、、)

nanami.png
(ちょっとした、コツを覚えるだけです)

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<最重要!!>
PokeWordsは勢いで作ったツールなので、バグや使いにくい点が結構残っているかも知れません。ソレを承知でお使い下さい。
(変な時は、立ち上げ直して下さい、、、ははは)

改造で作ったROMは基本的に自分で遊ぶ事が目的です。
いくら良い出来であっても、改造ROMをそのままアップロードしてはいけません。
(任◎堂に叱られます、、、ていうか、法律的にダメです。)

公開する場合は、パッチにして無償配布しましょ。
(パッチも、、、まあその、、、、、遠慮がちに公開しましょ、、、ぷぷ)

セリフだけでも、アイデア次第で結構奧が深い改造が出来るようです。(たぶん)
腕をふるって、頭を絞って下さい(なんのこっちゃ)

んで、自信作が出来たら、私にも教えて下さい、、、、ははは
(このブログを読んで、ポケ改造に手を染める人が、果たして何人いるんだろ?、、、いないか?、、、ぷぷ)


最後にお決まりのセリフです。
「ゲームROMは著作権によって保護された、制作会社の財産です。お金を出して権利を買った人だけが遊べます。」

〜 こんな感じだったっけ?


(つづく)


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AustAllon

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