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Linuxの話(2:Ubuntu導入編) [Linux]

Linuxの導入編を書いてみます。使うのは、「Ubuntu」。
そ、Macintosh(Classisc)を彷彿させる使い勝手の良いGUIをLinuxに乗っけたバージョンです。
非常に好印象。なんか、まじめ好青年、ってかんじの働き者です。

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(Linux導入の注意点)

パソコンに少し慣れているヒトが対象です。全くの初心者の場合は詳しいヒトに教わって下さい。

導入が済んでしまえば「初心者」でも操作は簡単です。
でも、やっぱりある程度理屈が分かっていた方がよろしいです。

目安としては、「WinXPのリストアが自分で出来る」位が必要です。
そ、リカバリーCD/DVDを使ってパソコンを購入時の状態に戻す事。
マニュアル読みながら、自分の愛機を自力で初期状態にセットアップ出来る位は必要です。
そんなに、ハードルは高くないでしょ(たぶん)

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(前準備)

愛機のデーターのバックアップを取っておきましょう。
Ubuntuのインストーラーは優秀なので、キチンと操作すればWinXPの本体やデーターを壊す事はありません。
でも、アナタが優秀かどうかは私には分かりません(ははは、、、ごめんなさい)

それに、Linuxがめでたく導入できた暁には、Linux上の操作でWinXP&データーをぶっ壊す事が可能です。
(だからある程度の理屈が分からないとアブナイの)

通常、WinXP起動下では、システムの重要領域には勝手にアクセスできませんが、Linux起動ではWinXPのシステム領域そのものにアクセスが可能です。
(WinXPシステムは寝てるんだもんね、寝込みを襲われたらひとたまりもないよね)

勿論、自分で注意すれば大事なファイルを壊す事はありえません。
なので、「アナタが優秀かどうか分からない」といったのはそのことなんです。

アナタが、自分で気付かずに自分の重要ファイルを壊してしまう行為を、私には予防できません。
せいぜい注意してあげる位なので、「この記事を良く読んで下さい」くらいが関の山です。

なので、重要データーのバックアップとWinXPのシステムリカバリDVDはキチンと確保しておいて下さい。
(使わない事を祈りましょう、、ははは)

ちなみに、WinXPの場合、「HDリカバリ」てのがありますよね。
CD/DVDを使わずにシステムのリカバリーが可能です。

でも、HDのリカバリー領域を壊してしまったらHDリカバリは効きません。
リカバリーCD/DVDが無い状態で、コレをやってしまうと最悪、パソコンが粗大ゴミに変身する可能性が出てきます。

ココまでの説明を読んで、リカバリーDVDの重要性が理解できない場合は、Linuxの導入を少し延期した方がよいと思います。
(ま、保険をかけるのはキライだ!っていう強者には、コメントはありませんが、、、ははは)

どう?随分脅し文句が並びましたよね。

気分が盛り上がってくるでしょ。
そ、障害が大きいほど恋愛は燃え上がるのよね、、、、ははは。

ま、そんなにビビら無くても大丈夫、もしもの時は、、、その時考えれば良いだけです。
(さっきと言ってる事が違うぞ、オイ!)

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(HDの話)

Linuxの導入はCD-ROMから行います。
雑誌のおまけCDやDVDの中に入っているので、それをCDに焼いて使います。

おまけCD/DVDで直接インストール出来るのも多いから、それぞれ確認して下さい。
ついでにインストール方法も書いてあるから、それを読んで下さい、、、って書くと終わってしまいますよね。

今回は、UbuntuをHDにインストールすることを前提にしています。
なので、私流にHDの事を書いてみます。

私のVAIOノートの場合。

内蔵HD(80GB)=C:20GB+D:60GB
(正確にはもっと中途半端な数字になります)

大まかに言ってC:ドライブが20GB、D:ドライブが60GBで、C:ドライブにWinXPが入っています。
なので、VAIOの電源を入れるとC:ドライブからWinXPが起動します。

Ubuntu自体のインストールはアプリの分を含めても5GB位あれば可能なので、余裕を見て10GB用意する事にします。

つまり、内蔵HD(80GB)=C:20GB+D:50GB+Linux:10GB

となります。

大抵のマシンだと内蔵HD(80GB)=C:78GB+D:2GB

の様に、D:ドライブはあくまで補助用になってるのが多いかも知れません。

この場合Linux用パーティションを切ると

内蔵HD(80GB)=C:68GB+Linux:10GB+D:2GB

となり、これで問題無いように見えます。

インストーラーが賢いので、HDの空き領域を見つけてパーティションを切る用意を勝手にしてくれます。
デモ、ちょっと注意が必要です。

現在はUbuntu CDからブートしている状態です。
なので、C:ドライブの空き領域を確保する場合、WinXPが利用するためのシステムHD領域を空きHDとしてカウントする可能性があります。
(詳しくは調べてません、あくまで可能性の話です、、、ははは)

もし、そこにUbuntu用パーティションを切ってしまった場合、WinXPの起動に支障が生じます。

出来るだけ、C:ドライブに新たなパーティションを切る事は避けた方が安全です。
(ていうか、インストーラーでC:にパーティション切れないかも、、、)

なので、WinXP用のリカバリーディスクで、新規セットアップし直して、パーティションを切り直し、D:ドライブの容量を増やして、D:ドライブ側からLinux領域を確保した方が無難だと考えられます。

あるいは、WinXP用のパーティションソフトであらかじめC:ドライブにパーティションを切っておけば、WinXPシステムのワークエリアを浸食する心配はありません。
(WinXP起動下にWinのソフトで切るなら心配ないよね)

ま、私のVAIOは元からD:ドライブの容量が大きいので、Linux導入向きです。
「Linuxを入れたらWinXPがトラブった」にならないように配慮が必要ですね。

ま、「Wubi」の様なソフトを使えばC:ドライブ上に仮想HD領域を確保できるので、安全です。
こちらの方式は雑誌や書籍をご覧下さい。

いずれの場合でも、HDのフラグメンテーションは解消しておいた方がベターな事は言うまでもありません。

インストール時のHDに関する注意点はこんな感じですが、私の言いたい事、何となく分かりました?
(珍しくまじめに書いてるので、別人と見違えます、、、自分が、、、)

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(んじゃ、インストール)

さて、UbuntuインストールCDからブートすると、

*****
コンピューターに変更を加えないでUbuntuを使ってみる(T)
Ubuntuをインストール(I)
CDの異常をチェック(C)
メモリテスト(M)
一番目のハードディスクから起動(B)
*****

という画面になって、放っておくと10秒くらいでお試し版のUbuntuがCDから起動する仕組みになっています。

なので、2番目の「Ubuntuをインストール(I)」を選択してenterします。
すると、言語・時間・キーボードの設定画面が順番に出てそれぞれ設定します。

その後、インストール先を選ぶ画面になります。
ここが、一番大切です。

今回Linuxを入れるためにD:ドライブにパーティションを切ります。
コレはUbuntuのインストーラーがやってくれるので、アナタはサイズを決めるだけです。

帯グラフみたいなのが表示されて、真ん中の仕切りを移動させる仕組みです。

チョと勘違いしやすいかも知れませんが、右側の部分が新たに作るLinux用のパーティションです。
なので、右側のHD容量を10GBにします。
(左側のオレンジ色は現在Linuxが管理しているHD領域です。WinXPで起動したらココがD:ドライブになります。)

後はアカウントを登録してインストール完了。
理屈とは裏腹にインストール自体は至極簡単、WinXPのリストアやMac OS Xのインストールより簡単かも!?

作成したIDとパスワードは忘れないようにして下さい、最初にログオン出来ないと、パスワードの変更も出来ないモンね、、、ははは

次回からVAIOに電源を入れると最初に起動OSを選ぶ画面が出ます。
Ubuntuが一番上に来るので、放っておいても10秒位で勝手にLinuxが立ち上がります。

マシンのBIOS設定画面を使ったり、Linuxに「StartUp Manager」を導入する事でカスタマイズは可能です。
マルチOSマシンには便利な機能ですよね。

うまく導入できました?
リカバリーDVDのお世話にならなくて済んだ皆さんはおめでとう。
不幸にしてうまくいかなかったヒト、キット何か原因があると思います、上手く解決できる事をお祈り申し上げます、、、(相変わらず無責任です、、、)

ま、それも経験のウチですよ、、ははは

(つづく)


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