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WinXPの話(17:内蔵無線LANを使いましょ。その2編) [WinXP&Vista]

前回からの続きです。

ブロードバンドルーターがお父さんで、狩りをしているところまでは理解できました?(趣旨からどんどんはずれていくような、、、)

ブロードバンドルーターにLANケーブルで有線接続しているパソコンは話が簡単です。

ルーターにはDHCP機能がついてるので、パソコン側の設定は「DHCPサーバーを参照」みたいなことになってればOKなんです。
(また変なアルファベットが出てきましたが、覚える必要は全くありません)

簡単に言うとDHCP機能って、親機が監督になってミンナに背番号を配るシステムのことです。
(化粧品ではありません)

ウチのチーム内では背番号の重複はありません(そりゃそうだ)
他家のチームに同じ番号があっても関係ないよね、ウチのチーム内の話だもんね。

で、パソコンとかPSPを立ち上げて、ネットに繋ぐ時はこの背番号で親機に区別して貰うわけ。
繋いだ順番で背番号が決まるから、毎日同じ背番号とは限りません。
(普段は何番かを気にする必要も無いしね)

(まあ、フレッツにパソコンの台数分加入すればルータは必要ないんだけどね。必殺技だね)

さて、TCP/IPって言葉くらいは聞いたことがあると思います。
通信プロトコルっていうと難しいかな?
インターネットの世界ではTCP/IPって規格で通信してます。
(ま、コッチもアルファベットを覚える必要は全くありません)

「俺は日本語で通信してる!」って?
ま、電気信号の話なので、「そんなモンカ」という割り切りが必要です。

で、なぞなぞです「電話をかけるのに必要なのってな〜んだ?」

答えは「電話番号です」
なぞなぞにもならないよね。当たり前の話。

インターネットだって電話回線を使って通信してるのよ。電話番号が必要だよね。
それが「グローバルIP」です。
「IPアドレス」ってのがコンピューターの電話番号のこと。
世界中に通用する番号だから「グローバルIP(アドレス)」です。

「IPアドレス」を使って通信するシステムだから「TCP/IP」。

「ウチの電話番号じゃ駄目なの?」、、、「駄目です」

電話機は音声通話が目的です。
「モデム」って機械を使って通常の電話回線経由でインターネットをすることもできるけど、はっきりいって遅いです。ま、メールだけなら使えるかな。
昔はモデムで直接相手方に電話をかけて信号を送ったりしてました。
(音響カプラなんてのもあったね)
今は、モデムでプロバイダーに電話してるだけです。

ちなみに、電話回線で直接画像を送るとFAXになります、、、ははは

だから、光ケーブルとかADSLを「ブロードバンド」っていうの。
モデムと比較して通信する情報量が多いって意味だと思っていれば「当たらずといえども遠からじ」って感じです。

で、電話番号の話。

電話をかけるときは(市外局番)-(局番)-(番号)で日本全国通じますよね。
国際電話なら(国番号)を頭に付けますよね。

で、大事なのは、国番号まで含めれば同じ番号は地球上に2箇所無い、って事ですよね。
国内で市外局番から入力すれば日本国内の一カ所に繋がるはずですよね。そうでなくちゃ困っちゃうよね。

で、インターネットの電話番号が「グローバルIP」なわけ。
なので、TCP/IPで通信するなら相手の「グローバルIP」に繋ぐ作業が必要になる理屈です。

でも、個人のパソコンにいつも電源が入ってるわけじゃあ無いから、繋がらない事も出てきちゃう。
それじゃあ困るので、プロバイダーと契約してサーバーにオイラの領域を確保して貰ってるわけ。
サーバーてのはいつも立ち上がってるコンピューターのことです。根性があって働き者です。
365日24時間年中無休、お話中とかお出かけ中にならないの。
沢山のヒトが同じサイトに押し寄せてもガッツで応対してくれます。

プロバイダーのサーバーは会社が全力でメンテナンスしてるので安定して稼働しています(それでも時々止まるけどね、、ははは)

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(ここまでのまとめ)

ブロードバンドルーターはプロバイダーを通して「グローバルIP」を用いてインターネットに繋がって「狩り」をしてきて、ウチの中では子供達に獲物を分け与えます。

子供がケンカをするといけないので監督になって「背番号」を振り分けて獲物の分配に不公平が無いようにしてるわけ(DHCP機能)
で、この背番号を「ローカルIP」って言います。家の中だけで通用する背番号です。

つまり、ブロードバンドルーターは家の外と内で2つの顔を持っています。
(このため、ファイアーウォール機能を併せ持つ事になります)

これらの通信はTCP/IPに則して行われてるので、外国のサーバーとも通信できるわけです。

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何となくイメージが出来るでしょうか?


「ローカルIP」は自分の家の中だけで通用する背番号だから、ぶっちゃけ何番でも良いんだけど、やっぱりTCP/IPの規則に適合している必要があります。
大抵は「192.168.0.◎」とか「192.168.11.×」とか、なんとなくこの辺の番号を使う約束になってます。

で、親機であるブロードバンドルーターは、コレもやっぱり家庭内LANの一員なのでローカルIPを持っています(監督にも背番号が必要だよね)

たぶん「192.168.11.1」が当てられてるはずです(ウチの場合ですが、、はは)

なので、有線でも無線でもいいからルーターに繋がってる(設定ができている)パソコンのブラウザ(IE6でいいですよ)で、URLのトコに「192.168.11.1」って打ち込むとルーターの設定画面を開く事ができます(大抵のルーターならね、、、)

付属のソフト使わなきゃだめな訳ではないんです。
アレは簡単に設定をするためのソフトだから、ブロードバンドルーターの設定画面を開くのは普通のブラウザで可能です。

ちなみに、私が使ってる◎uffaloのブロードバンドルーターは有線で繋がってるiMacからも設定画面を開く事ができます。
対応してないってのは、「無線」の話なのよね。有線だったらノープロブレムです。

だんだん、話が本題に近づいて来たかしら。

コレで、やっとVAIOの無線LAN設定の話にたどり着けそうです。

(つづく)



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