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料理の話(2:中華鍋を使おう編) [料理]

前回の「料理の話」でちょろっと中華鍋に触れたので、今回はもう少し掘り下げてみます。(私流儀で、、、)

まず名前から。「中華鍋」って言いますよね。「中華式フライパン」とは言いませんよね。でも炒め物をするイメージの方が強いですよね、「ジュージュー」って。

形をみても、「鍋」っていうより丸まったフライパンですよね。蓋付いて無いし。

底を叩いて平らにすれば正に「フライパン」ですよね。

日本式だと「土鍋」のイメージが先行するからどうしても「鍋」っていうと、みんなで囲んで一家団欒、お父さんが仕切るイメージの方が強いよね、、、。

「中華鍋」のまんまで料理は出てこないしね、お皿に盛りますよね。

中国でも「鍋料理」はあるけど、食卓用の「お鍋」で食べますよね。

我々が料理に使う「鍋」っていったら、やっぱりアノ形ですよね、「両手鍋」「片手鍋」
「ホーロー鍋」、、、

色々あるけど、だいたい、円筒形で蓋ついてて、煮物とか汁物を作るために使います。

炒め物は「フライパン」だよね。

雪平(ゆきひら)鍋で「肉野菜炒め」は作らないし、両手鍋で「ステーキ」焼いたら、周りの人が心配してくれるよね。熱測ってくれたりして。

でも「中華鍋」だと「チンジャオロース」も炒めるし、「厚切り肉」なんか焼いたら美味いですよ、「鉄板焼き」になるし。

なんか便利ですよね、「鉄」で出来てるからかな〜?

でも「鉄鍋」っていうと「スキヤキ!」になっちゃうよね。

やっぱり中国三千年だか四千年だかの知恵には感服しきりってトコかしら。

あのビミョ〜に丸い形が便利さの秘密なんでしょうね。
「煮物」「焼き物」「汁物」何でもござれって、この懐の深さ。
さすが1000年も誤差範囲があるだけのことはある(?)

懐が深すぎて「農薬」が濃くっても気にしないのは「お国柄?」

染み込むわけないじゃんね、アルミパックの外側から、、、「薬」が。
外から染み込むなら内側からも染み出すよね「油」が。
ベタベタしたパックじゃ誰も買わないよね。

幼稚園児でも納得しないよね、あんないい訳。

まあ、私そもそも冷凍食品ってほとんど使わないからあんまり困らないけど、当事者は大変だよね。

山で取ってきたキノコ食べて具合悪くなるなら「さもありなん」だけど、スーパーで買ってきた食材で病気になりたくないよね。

突然「中国産」が「〜県産」に変わってるのも「なんか変」だしね、、、。



またまた、脱線してしまいました。

ちなみに私の中華鍋は「Made in Japan」です(たぶん)

それに、「農薬」は食べたくないけど「中華料理」は大好きです。

中華鍋の便利さは使ってみないと実感できないでしょうね。

ま〜るく窪んでるから、少ない量でも真ん中に集まって炒めやすい。

何となく平らだから平たい物でも「ジュー」っと焼ける。

揚げ物も出来るし、真ん中に集まるから油の量も思ったより少なくて済む。

なんかとっても便利です。

中国の「カマド」の形に合わせたのかしら?「カマド」の方が合わせたのかしら?

両手型と片手型があるけど、私のお気に入りは片手型で柄の部分が木になってます。

火傷しないで済むモンね。
鍋のアノ形が重要なんで柄の部分は料理の味にはカンケーありません。

「タダの鉄製なのになんで焦げ付かないの?」と疑問に思います。

別に「プロにしか出来ない裏技」があるわけではありません。

「良く熱して油を引いてるから」ってこれだけです。

使い込んだ中華鍋でも、しっかり熱してから使わないとやっぱり焦げ付きます。
新品よりはちょっと良いかな位かしら。

始めに中華鍋を火にかけたら、しばらくそのまま「焼き」を入れます。「根性焼き」じゃないよ。「根性入れて焼くのよ」

「空焼き」して鉄が熱くなって、少しケムリが出てくるくらいが焼け頃です、そしたら油を入れるの、そんで傾けて油を回すの。

そうすると肉でも魚でも焦げ付かなくなります、タダのフライパンでも同じ。

「油が良くなじむ」ってそうゆうこと、やってみてね。

でも焼きすぎると危ないから注意してね、何事も限度ってモンがあります。

テフロン加工だと「空焼き」が過ぎるとテフロンを傷めるから必要ないけどね。
そもそも最初から焦げ付かないし。だから便利なのよね。

買ってきたばかりの「中華鍋」って、空焼きが必要なんですよ。
まずは軽く洗って火にかけましょう。

最初に「焼き」を入れると、表面の色が「ジワ〜」て変わってきて面白いですよ。
充分空焼きして油たらして、なじませます。

「くず野菜とかを炒めましょう」ってよく書いてあるけど、油をなじませるのが目的だから無理やり「食べない野菜炒め」作る必要はありません。

油がなじんだら、冷まして洗えばほ〜ら、「オレ様専用中華鍋」の出来上がり。
次回から、「充分熱して油を差して」を注意すれば、使い込んだヤツと同じで全然焦げ付きません。

「表面にワックスのようにコーティングされるので、、、」とか書いてあるのも見かけるけど、洗う時は「タワシでゴシゴシ」が基本中の基本。

前の料理の油なんか残ってたら不衛生ですよ。

使い込んでると油は自然と染み込んでるので「タワシでゴシゴシ」位じゃ抜き取れません、安心して「ゴシゴシ」綺麗にして下さい。

金属タワシじゃ鍋が削れちゃうけどね。でも本気で洗いたいなら少しくらい削れても問題ないよね、分厚いから、ははは。

テフロンと違って根性あるのよ。
ズーと使い続けられますよ、錆びなければ。1000年は無理だけどね、自分が、ははは。

洗い終わったら、吊り下げるか空焼きするかして水分が残らないようにしましょう。

注意しないとすぐさびちゃいます。ちゃんと乾かしましょう。
鉄のヘラとかを突っ込んだまま棚にしまうと接触部分が錆びちゃうから要注意。

実は中華鍋って使い方よりしまい方のほうが難しいのよね。

私は空焼きで水分とばしてから冷まして、紙袋に入れて棚に放り込んでます。ヘラは別にしまいます。

だって鉄製よ。鉄の包丁しまうのと同じ。錆びないようにするのは当然だよね。

んで、次回使う前には軽く洗うか拭うかしましょう。注意しててもやっぱり少し錆びるモンね。

ちなみに、鉄製だからコレで調理すると貧血が治ると思ったらそうでもありません。

チョビットくらいなら鉄が出るんだろうけどね。
貧血のヒトは素直に「お医者さん」に相談しましょう。

どう?なんか少し「中華鍋」に詳しくなったような気がします?

でもワタクシ流だからそこんとこヨロシク。

でも、自分流でいいのよ、だって中国ではみんな使ってんのよ「中華鍋」。

「ご家庭で」「フツーのおかーさんが」

そんな難しいことしてるわけないじゃん。

じゃあ今週末は「中華鍋」を買いに行こー。

ヘラも一緒に買ってこようね、アレも優れモノよ。


(つづく)


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