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料理の話(1:週末料理人編) [料理]

私、こう見えても結構料理得意なんです。
(姿は見えないって、、?)

一人暮らしの間も時々やってましたが、結婚してから、料理する機会が増えました。

「奥さんは?」って?

私が料理する時は「後かたづけ」担当。

「普段は?」って?

私は「食べるヒト」担当。

「ズルイ」って?

まあいいじゃん。変な遊びに熱中するより。可愛いモンですよ。

おいしい料理作ってみんなで食べて、飲んだくれるの。楽しいですよ。

やっぱり料理って、誰か食べてくれるヒトがいた方が作り甲斐がありますよね。

ブログも同じ。

読んでくれるヒトがいないと書いててもつまんないモンね。

つまりこの文章も「アナタ」のために「愛情込めて(?)」書いてます。(ホントよ、、、)

いつもパソコンに向かっている「アナタ」。たまにはキッチンに立ってみましょう。

「カップラーメンしか作った事無い」って?

大丈夫。お湯沸かせれば。充分料理できます。

「これから料理する」と言い出して、みんなに心配されましょう。
「熱出たのか?」とか「具合悪いのか?」と言ってもらいましょう。

そんなときはこれ、「パソコンの角に頭ぶつけちゃったの」と言い張りましょう。
でも頭のCTは撮られないようにご用心。

「男の料理はこだわりが必要!」とか、その手の本には書いてあるけど、はっきり言って「ウソです」。

こだわって料理してたら長続きしません。第一肩凝るよ。

こだわるなら、自分なりのツボを押さえましょう。

「料理は絶対Tシャツでやるべし」とか「自分の皿には絶対大盛りにする」とかがオススメです(?)



今日の献立は「チンジャオロース」

そうそう、牛肉とピーマンとタケノコを炒めたヤツ。うまいよ。

自分で作るとびっくりするぐらいうまいよ。「クッ◎ドゥー」よりおいしいよ。
ほんと。

「正式」とか「ホントのレシピ」はとりあえず脇に追いといて、「簡単でうまい」方が良いモンね。
(でも、やたらな料理屋のヤツよりこっちの方が気に入ってます)


では早速いってみよ〜、おー。

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メニュー:チンジャオロース

<用意する物>

ピーマン
タケノコ
牛肉&牛脂

オイスターソース
お酒(紹興酒)
ごま油

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上に書かなかったけど「フライパン」は必要です。(当たり前)

普通に自宅で使ってる「フライパン」で全然OK

「中華料理」は「中華鍋」って勝手に決めつけてません?

良いのよ「炒め」られれば何だって。

慣れてくると「中華鍋」がとっても便利ってだけです。
私も「My中華鍋」を愛用してますけど、、、。
ウン「中華鍋」の話は今度やろう。

ついでに「炒め物は火加減が大事」ってのも強調されすぎです。
「中華料理は炎の仕事!」と書くとかっこいいけど、落ち着いて考えて下さい。
大昔の中国なんて、皇帝の宮殿の厨房だってたいした火力は出せません、アナタの家のガスコンロの方がズーと強力で使い易いんです。アナタが作る「チンジャオロース」の方がもしかしたら美味いかも?

「フライ返し」なんて出来なくても全然関係ありません。「かっこよく混ぜてる」だけ、と割り切りましょう。

炒め物で肝心なのは「上手に火が通っている」事です。「生焼け」とか「ムラ焼け」じゃあね、、、。

使うんだったら、「テフロン加工のフライパン」が焦げ付かなくてとっても便利。
プロだって使ってます。(たぶん)

で、今回は「テフロン加工の大きめのフライパン」と「木のヘラ」を使います。
かき混ぜるのにテフロンが傷ついちゃうモンね。


<お買い物>

運良く食材が全部家にあれば言うことありませんが、そんなに都合良く行かないモンね。
張り切って近所のスーパーへゴー!
ここから既に「家族サービスモード」に突入です。気分はピクニック?

まず、野菜売り場。
ピーマン一袋◎円。「ピーマンってこんな値段で売っているんだ」と素直に感心しましょう。
ちなみに量は適当です、決まりはありません。食べたいだけ買って下さい。

こういうのって、ご家庭でちょうど良い量が何となくパックされてるのよね。
あんまり悩まず、5〜6個入ってるのを一袋(一家族分?)、カゴに放り込みます。
→150円位(特売ならもっと安い!)

次、「タケノコ」
大抵、ピーマンの近くに千切りになってるタケノコが売ってます。
塊の「水煮タケノコ」とかも売ってるけど、切るの面倒だもんね。

「中国産食材」が叩かれて店頭であまり見かけなくなったけど、「千切りタケノコ」は「中国産」と堂々と書いてある。
ちょっと「え?」って思うけど、逆にこれなら偽装のしようが無いよね「中国産」て書いてあるんだもん。
潔いので、こいつを一袋ゲット。
→200円位

牛肉は「小間切れ肉」で充分よ。オージービーフの赤身とかがベストです。
和牛のサシの入ったヤツなんかいらないよ。かえって使いにくいから。高いし。
お買い得品のお徳パックが実は一番使いやすいです(チンジャオロースには)
300〜400gくらいのパックになってますよね、スライスされて。アレが普通のご家庭サイズです。
もっと食いたければ沢山入れれば良いだけ、決まりは全然ありません。
→600円位

忘れずに牛脂を貰って行きましょう。大抵、牛肉を買うとタダでくれます。気の利いた店だとカゴに入ってたりする。
サイコロみたいのがパックされてたりね。
→0円

「オイスターソース」はカキのエキスです。漢字で「牡蠣油」
調味料コーナーに瓶入りがあります。メーカーはどこでも大差ありません。
→500円位

やっぱり「紹興酒」を使うと一層おいしいので出来るだけゲットしましょう。
お酒コーナーにきっとあります。安いので良いですよ。
次回の料理に使ってもよし、「チンジャオロース」と一緒に飲んでもよし。
→500円位

ごま油は説明要らないよね。家にあるでしょ?無ければ買っていきましょう。
→300円位

大体、2000円でおつりが来るくらいです。安いモンでしょ。
「オイスターソース」とかは使い回せるから次回はもっと安くなります。

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家に帰ってLet's クック!

<下準備>

ピーマンは縦に半分に切って、種と臍の部分を指でもぎ取ってしまします。
綺麗に洗って、縦に細長〜く切ります。「チンジャオロース」のピーマンをイメージしてね。
これはやってる内に上手になるから下手くそでもあんまり気にしない。炒めれば皆同じです。
「形は違ってもピーマンはピーマン」「人類皆兄弟」の精神です(?)
でも指は切らないでね。
出来たら大きめのザルにでも乗せときます。

タケノコはボールでもタライでも何でも良いから袋から出して、良く水洗いしてさっきのピーマンの隣にでもうずたかく積んでおきます。水を切るのよね。

牛肉は、パックからまな板にポンと乗せて、包丁で何となく5〜6等分くらいになるようにぶった切ります。
スライス肉だからこんなモンで充分。炒めてる内にバラけて小さくなります。
バーベキューや焼き肉用の厚切りスライスだと一つ一つ細長く切るのが大変だからやっぱり「お徳用小間切れ肉」が簡単で安くてオススメです。


<準備はこれだけ、後は炒めましょ。>

フライパンを火にかける。当然何も考えずに「強火オンリー」。

サイコロ牛脂を放り込むとだんだん解けてきます。追加でごま油をテキトーに注ぎます。小さじ2杯くらいかな?
あんまり大量に入れないでね、脂っこくなっちゃうから、、、。めんどくさければ入れなくても良いくらい。牛脂入ってるし。まあ、香り付けぐらいに思えばいいかしら。

フライパンを傾けて一応油を全体に回します。これも何となくで大丈夫、テフロンだし。

んで、牛肉投入。油跳ねにご用心。熱いよ。

木べらでかき回してる内にバラけて焼き肉みたいになってくるでしょ。(焼き肉です)
何となく赤いところが無くなってきたら、タケノコ投入。
全体をかき混ぜたら、ピーマン投入。

後はひたすら炒める。

目安は「ピーマン」。何となく「美味そうに火が通ってくる」ハズです。

そしたら「紹興酒」をテキトーに入れます。大さじ1杯くらい。
入れすぎるとベシャベシャになっちゃうから、ちょっとで良いですよ。

そんで「オイスターソース」
これに塩味も付いてるので便利です。大さじ2〜3杯くらいかな。

そのままかき混ぜながら炒めてると、ほら、美味そうでしょ。

ピーマンつまんで食べて見てください。生焼けだと「青臭くて苦味」が残ってます。
少し塩味が足りない位がちょうど良いですよ。

油とか調味料の類って失敗するのは「入れすぎ」がほとんどなのよね、私の経験上。
足りなきゃ後から足せばいいの。

駐車場でも、何回切り返したって枠にちゃんと入れば「満点」なの。
一回で入れても、車擦ったら「アホ」なの。

でも「もうちょっと味付けしたい」と思ったら、どうぞ心おきなく「オイスターソース」を掛け回してください。
(入れたら少し炒めてね。)
塩を振るよりこっちの方がストライクゾーンが広いから。(でも入れすぎにはご用心)

何となくピーマンが良い照りを出してきました。
味見して「生焼け」で無ければ「美味い」になってるハズです。

では、お皿に盛って食べましょう。

火力によるけど大体10〜15分ぐらいで炒め上がると思います。

酒のつまみに良し、ご飯のおかずに良し。
言うこと無いね〜「チンジャオロース」、うちの家族も大好きです。

食べ残しは冷蔵庫に入れて、翌日レンジでチンしてもおいしいです。味が染みてて。

あなたも気が向いたらやってみません?かなり簡単よ。


(つづく)


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