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Gameの話(4:MSX編) [Game]

これって「パソコンの話」かな?

ありましたよね「MSX」、MicrosoftとASCIIの共同プロジェクトでしたっけ?

◎ンテンドーが快進撃よろしく爆走中のおり、当時これもパソコン界でブイブイいわせてお立ち台で踊っていた2社が、「世界のパソコンユーザーのため(?)」に肝いりで始めたプロジェクトでした。

簡単に言うと「ゲーマー様御用達パソコン」あるいは、「ファミコンにあやかっちゃったパソコン」はたまた、「パソコンも出来るファミコン(?)」みたいな感じ。

こう書くとなんか「MSX」を卑下しているようだけど、そんなつもりはありません。
結構、私も好きでした。

当時のパソコンは、プログラムの保存がカセットテープだったから、自作・市販品を問わず、まず初めに「ピーヒョロロ〜」って、テープレコーダーからプログラムを読み込んでました。

これが結構時間かかるのよね。

さもなきゃ、一から自分で打ち込むの。でもテープに残しておかないと電源切ると同時に消えちゃうの。

市販のゲームやるだけなら読み込んで「RUN」って打ち込むだけだから、ゲームばっかりやるヒトを当時流行ったゲームにたとえて「Load Runner(ロード・ランナー)」って呼んでましたよね。

ファンクションキーに「LoadしてRun」が初めから割り振ってあったし。

でも気合いの入ったゲームをLoadするにはかなりの時間が必要で、その間に晩飯が食べられるくらいでした。

ファミコンカセットが便利だったのは、気が向いたらすぐに違うゲームに差し替えられたからですよね。

ガチャガチャやったおかげですっかり接触が悪くなって、ゲーム途中は「本体に触れるな!」状態だったりしました。

そうです 、ちょこっとさわっただけで、ゲームが固まるの。

思いっきりやり込んでいてセーブ直前のところで、鼻水出てきてティッシュに手を伸ばしたとたん、コントローラーのケーブルをちょこっと引っ張っちゃったりするのよね。

はたまた、「なんだこいつー」と敵キャラの理不尽な強さに腹を立てたととたんに、本体を蹴っ飛ばしちゃったりするの。

そんでまたやり直し。ひどいよね。

MSXはそんなファミコンのいいとこ取り?でもないんだろうけど、市販ゲームがROMカートリッジで供給されてたので、まさに「普通のゲーマー様御用達パソコン」の地位を固めた感がありました。

ディープなヒトには他のマシンがあったしね。

でも他のパソコンには無かったモンね、ROMスロット。

その上、「スプライト画面」を実装していて、キャラクターの動きが滑らかに表現出来るトコとかが革新的だったんでしょうね。
色数は少なかったけど、アーケードゲームを移植したヤツとかが普通に動いてましたもんね。

統一規格にしたおかげで各社から「MSXパソコン」が発売されて、一時華やかでした。
反面「庶民向け規格」にこだわったようで、パソコンの値段を抑えたついでにパソコンのスペックも抑えちゃって、「パソコンも出来るゲーム機」の範疇から脱出出来なかった感があります。

ファミコンにも「ファミリーベーシック」なる目的不明のBASICがあったけど、、。

専用ロボット(?)動かすくらいしか使い道無かったんじゃあないかしら?

「ファミコンキーボード」を「持ってる」「使ってる」ってひと見たこと無かったモンね。

まさかアレでROMゲーム作ってた会社は無いよね。

「日本語ベーシック」と「ファミリーベーシック」ってどっちがレアかしら?
どっちも黎明期の申し子よろしく「記録より記憶に残るBASIC」として殿堂入りさせてあげたいよね。



当時の私の感覚では、
「パソコンとアニメのマニア」は「これぞ王道、PC-88→98」

「アニメよりプログラム」ってヒトは「タモリだけで売れたわけではない!FM-7」

「お小遣い沢山あるよ」ってヒトは「スーパーインポーズが都会的?シャープのX-1」

「ゲームしかやらん!」ヒトは「言わずと知れた、ファミリーコンピューター」
(というか、ファミコンはミンナ持ってたよね、、、)

そんで、「ゲームもやりたいしパソコンもちょっとやってみよ〜かな〜、ど〜しよー、あ〜んセイコ分かんな〜い」ってヒトは「ひ〜とびとーのHitBit」って唄いながらMSX買ってました。
(あくまで私の独断です、、、)

私はFM-7でしたけど、MSXのROMカートリッジがうらやましくて、スプライト画面もうらやましくて、友達の家にMSX目当てで遊びに行ってました。

でもMSXのヒトって、データレコーダー(パソコンに繋ぐテープレコーダー)を持っていない!
そもそも、「BASICってなに?」って感じのヒトが大半だったから、「それならファミコンの方がいいのでは?」と素朴に思ってたけど、「ファミコンを持ってる」より「この前パソコン買ってきた」の方がグレードが高かったのかしら?

おねだりするにも「ファミコン買って」よりは「パソコン買って」の方が「もしかしたら勉強の役に立つかも?」と幻想を抱けるおまけが付いてるから言いだしやすいしね。

実は、「ディグダグ」って、穴を掘るゲームは友達のMSXで知りました。
アーケードでかなり流行ったヒット作だったんだろうけど、その頃は既にゲーセン行かずに変な自作ゲームとか作って喜んでたので、世間の動向に疎かったんですね。
(今でもかなり疎いけど、、、)

こんな楽しいゲームがカセット・ポンで出来るなんて、、、、、、
と、マジでMSX買いに走りそうでした。

あと、忘れてならないのが「大戦略」

初期のヤツがROMカートリッジでMSX用にでてましたよね。FM-7用は無かった気がする。

とってもうらやましかった記憶があります、その後ファミコン版が出たりPC-98時代になってからどんどん進化していったけど、「MSX版大戦略」はその頃のいわゆる「エポックメイキング」の一つだと確信しています。

「アイランドキャンペーン」とかね。このキーワードでピクンと反応したヒトは、きっと私とウマが合うと思います。

「大戦略」が出ちゃー、話が止まらなくなってしまいます。これはお楽しみにとっておこっと。

MSXなんか自分で持っていなかったくせに、何でこんなに思い出深いんだろう?

友達、迷惑だったかな〜、、、ゴメンね、、、今更。

(つづく)

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