Macの話(6:進め!REALbasic編) [Mac]
しばらくほったらかしになっていたREALbasicが再度Myブームに駆け上ったのは、ある一冊の本に巡り会ったからです。(ありきたりな書き出しだなー)
「進め!REALbasic」(真紀俊男 著,(株)毎日コミニュケーションズ ,2000.2.17初版第1刷)
「マキトシオ」なんて随分ベタなネーミングだな~と思いつつ、「これ読んだら、REALbasic使えるようになるかも」と軽い気持ちで、書店予約。
読み始めて、分かりました「モダンなバージョンのBASICプログラミング言語」(Macの話(5:REALbasic編)参照)とは、「オブジェクト指向のBASIC」ってことだんたんですね。
私の知っていたBASICは昔のあれです、行番号つけて、メインルーチンからサブルーチンに飛んで、キー入力待ちしたり、if ~ then~とか、locateとか使ったり(って懐かしー)。
それから、PC-98すっ飛ばしてMacに行ってしまったから、とんとプログラミングなんて、あさっての方にいってました。
MSoffice98 for Macでもマクロは可能だけど、ウィンドウやり取りしてるとすぐ固まるし、いまいち感が否めなくて結局しゃんとしたルーチンワークに持っていけず、excel手作業になってしまっていました。
ところが、REALbasic使えば、Code Warriorよりお手軽に、HyperCardより本格的に、独立したアプリケーションが作成可能です。
さて、腰を落ち着けて読み進めると、REALbasicチュートリアルより随分親切で分かりやすい、題材はおんなじ「SimpleText」なのにね。
そもそも、原始人のおじさんには「クラス」といえば「6ねん1くみ で~す」だし、「インスタンス」といえば、「新しいラーメンかい?」となります。
どーやら、昔のBASICとは根本的に違うみたい。そーそー同じだったら、改めて出す必要なないもんね。
「モダンなバージョン」いいじゃん。となります。
Cをチョコとかじった程度では分かった様な分からなかった様なことが、徐々に氷解していきます。
とりあえずREALbasicって、思ったより(仕事に)使えそう。です。
んで、とにかくいじくってみます。こんなもん「習うより慣れろ」だ。やってるうちに覚えるわい。
変なプログラムいっぱい書きました。とてもとても人様にお見せするよーなもんじゃーござんせん。
Object指向でやっぱり大切なのはクラスの取り方ですね、Cだと構造体のポインタ(のポインタ)作った頃から全体像がぼやけてきて「やりたいこと」と「やりたいことをやるためにやらなければならないこと」の境界がぐじゃぐじゃになってきて、はじめに、自分が何を考えていたのかの輪郭がぼやけてしまいがちです。(私は、です)
REALbasicだとその辺のジレンマが割とすっきり解決している。だから、本当にやりたいことをやりたいように自分勝手なクラスに押し付けても、その後後悔しないで済むのでしょう。RAD(rapid application developpment)とはよくいったもので、ホント拍子抜けするぐらい簡単にアップリケーションとして立ち上がります。(感謝)
もちろん続編の「もっと進め!RealBasic」(真紀俊男 著,(株)毎日コミニュケーションズ ,2001.2.1初版第1刷)も愛読しました。
だんだん、進んでいくうちに「仕事」のためなのか「趣味」なのか、分からなくなってきました。
6度目の引っ越しが終わり、独立して仕事を始めると「やっぱりメインはMacだな、となります。」
こうなると自分のためだけのプログラムから、使用者を限定しないプログラムに脱皮しないといけません。
「誰でも使えるけど、関係者以外は使用できない」とか、「万一の場合に備えてバックアップはどうする?」とか、「関係法やその他法制が変わってもついていけるか?」とか、当たり前のことだけれども、一つ一つ自分で解決していくしかありません。(その辺のプロセスも結構楽しかったりする。)
そんな訳で、下準備1年を要し、ようやく完成しました。「私の仕事用プログラム」(涙)。
結構いい出来に仕上がり、その後の仕事で活躍していました。(過去形)
とろが世の中そんなに甘くない、くだんのAppleVision君ダークアウト事件の余波で、更なる脱皮が必要となるのでした。(そのときはしばらく「現実逃避モード」でしたけど。)
(つづく)
「進め!REALbasic」(真紀俊男 著,(株)毎日コミニュケーションズ ,2000.2.17初版第1刷)
「マキトシオ」なんて随分ベタなネーミングだな~と思いつつ、「これ読んだら、REALbasic使えるようになるかも」と軽い気持ちで、書店予約。
読み始めて、分かりました「モダンなバージョンのBASICプログラミング言語」(Macの話(5:REALbasic編)参照)とは、「オブジェクト指向のBASIC」ってことだんたんですね。
私の知っていたBASICは昔のあれです、行番号つけて、メインルーチンからサブルーチンに飛んで、キー入力待ちしたり、if ~ then~とか、locateとか使ったり(って懐かしー)。
それから、PC-98すっ飛ばしてMacに行ってしまったから、とんとプログラミングなんて、あさっての方にいってました。
MSoffice98 for Macでもマクロは可能だけど、ウィンドウやり取りしてるとすぐ固まるし、いまいち感が否めなくて結局しゃんとしたルーチンワークに持っていけず、excel手作業になってしまっていました。
ところが、REALbasic使えば、Code Warriorよりお手軽に、HyperCardより本格的に、独立したアプリケーションが作成可能です。
さて、腰を落ち着けて読み進めると、REALbasicチュートリアルより随分親切で分かりやすい、題材はおんなじ「SimpleText」なのにね。
そもそも、原始人のおじさんには「クラス」といえば「6ねん1くみ で~す」だし、「インスタンス」といえば、「新しいラーメンかい?」となります。
どーやら、昔のBASICとは根本的に違うみたい。そーそー同じだったら、改めて出す必要なないもんね。
「モダンなバージョン」いいじゃん。となります。
Cをチョコとかじった程度では分かった様な分からなかった様なことが、徐々に氷解していきます。
とりあえずREALbasicって、思ったより(仕事に)使えそう。です。
んで、とにかくいじくってみます。こんなもん「習うより慣れろ」だ。やってるうちに覚えるわい。
変なプログラムいっぱい書きました。とてもとても人様にお見せするよーなもんじゃーござんせん。
Object指向でやっぱり大切なのはクラスの取り方ですね、Cだと構造体のポインタ(のポインタ)作った頃から全体像がぼやけてきて「やりたいこと」と「やりたいことをやるためにやらなければならないこと」の境界がぐじゃぐじゃになってきて、はじめに、自分が何を考えていたのかの輪郭がぼやけてしまいがちです。(私は、です)
REALbasicだとその辺のジレンマが割とすっきり解決している。だから、本当にやりたいことをやりたいように自分勝手なクラスに押し付けても、その後後悔しないで済むのでしょう。RAD(rapid application developpment)とはよくいったもので、ホント拍子抜けするぐらい簡単にアップリケーションとして立ち上がります。(感謝)
もちろん続編の「もっと進め!RealBasic」(真紀俊男 著,(株)毎日コミニュケーションズ ,2001.2.1初版第1刷)も愛読しました。
だんだん、進んでいくうちに「仕事」のためなのか「趣味」なのか、分からなくなってきました。
6度目の引っ越しが終わり、独立して仕事を始めると「やっぱりメインはMacだな、となります。」
こうなると自分のためだけのプログラムから、使用者を限定しないプログラムに脱皮しないといけません。
「誰でも使えるけど、関係者以外は使用できない」とか、「万一の場合に備えてバックアップはどうする?」とか、「関係法やその他法制が変わってもついていけるか?」とか、当たり前のことだけれども、一つ一つ自分で解決していくしかありません。(その辺のプロセスも結構楽しかったりする。)
そんな訳で、下準備1年を要し、ようやく完成しました。「私の仕事用プログラム」(涙)。
結構いい出来に仕上がり、その後の仕事で活躍していました。(過去形)
とろが世の中そんなに甘くない、くだんのAppleVision君ダークアウト事件の余波で、更なる脱皮が必要となるのでした。(そのときはしばらく「現実逃避モード」でしたけど。)
(つづく)
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