Macの話(4:eMac編) [Mac]
MT300が使えなくなってしまったので、さあ困りました。致し方なく(うきうきしながら)、新たなメインマシンをGETすべく、ヤ◎ダ電気コンピューター館(◎ecLand)に向かいます。(うちの田舎じゃヤ◎ダ電気が最強です。)
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当時の環境は、MT300 OS8.6がメインマシンで、WinXP(celeron(R)1.8Ghz)とeMac 10.2.4が有線LANで繋がっていました。そこに時々PB1400cとLib70が入り込む完全ローカルネットです。
eMacはOS 9.2.2でブートしてclassicMacとして使っていました。実はeMacは仕事で使うための自作プログラム専用機にしていたんですな、これが。
ところが、くだんのAppleVision君戦線離脱事件の影響で、バックアップ&メンテナンス用のMT300まで「連れション」ならぬ「連れ物置」に行ったきり状態に落ち入ってしまったわけです。
幸いeMacは順調そのもので、特に問題はありませんが、メンテナンス用(自分専用カスタム?)Macが無いのは何とも不便です。
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やっぱりeMacだな。iMacは液晶の分だけ高いし、バックアップ用としてなら同じ機種の方が影武者っぽくてかっこいいかも。などと能天気にかまえていました。
それで、選んだのがeMac(G4 1.25GHz)OS 10.3.4です。今度はDVDも焼けるしUSBもついてる、って、まるでお金持ちになった気分(財布の中身は減ってるのにね)。
当たり前のようなスペックでも私にはずいぶんまぶしく見えました。
早速、新たなMacを自分用にセットアップ(調教)するため、起動します。
「ジャーン」の音も、耳に新しく、マシンがかわったことを実感します。
まあ当然、OS 10.3.4が起動します。「そもそもオイラOS Xは分からんのだよ」と威張りながら起動ディスクを開けてみて、??????
OS 9が無い?? OS 10.3はclassicモードが無いの???と、原始人が都会に出てきた様な戸惑いに直面します。
いや、システム環境設定にはちゃんとclassicあるぞ、あれ??
sinkobaのCPUは、状況を理解するのに5分ほどスリープしました。
すなわちOS 10.3以降ではclassic bootが無いんですね。
大方の人はあんまり抵抗無く、OS 10.3以降に進めるんでしょうが、私のような原始人にとっては大問題。メインマシンで、classicアプリのメンテナンスがエミュレーションモードになるのか、、とため息をつきました。
classic bootを前提に自作プログラムで仕事していただけに、受けた衝撃はAppleVision君ダークアウト事件以上の深刻さです。(まあ、発端はここなんだけど。)
おそるおそる、プログラムをeMac10.3で試してみます。classicエミュがたちあがり、ちょっといい感じ、と期待するも、「ポーン」のbeep音も虚しくErrorウィンドウが淡い期待を打ち砕きます。
やっぱりだめか~。
eMac OS 9.2.2 bootはまさに最速のclassicMacです。逆に言うとOS X.2.4で起動すると低速OS Xなわけで、起動するにもモッサリしています。でも、大事なのは、今は至って順調に動いているこいつが、もしも止まってしまうと仕事にポッカリ大穴が開いてしまう、ということです。
ここで究極の選択。
1)OS X用に移植する。
2)classicでこのまま押し通すべく、悪あがきをする。
どちらもハードルは高そうです、1)はOS X自体がまだ全然慣れていませんし、2)はさすがに時代遅れの感が否めません。
素人プログラマの私にとって「前門のオオカミ、後門の虎」状態を打破する妙案はすぐには浮かびません。
仕方が無いので、必殺技、選択枝「(3)現実逃避モード」発動です。
これなら、敵のバルカンでもビームライフルでも避けられます。まさに「矢でも鉄砲でも持ってこい」状態です。また、このとき座右の銘は「棚からボタモチ」と「果報は寝て待て」に自動設定されます。
はてさて、AppleVision君事件の影響はまだ尾を引きましたとさ、、、。
(つづく)
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当時の環境は、MT300 OS8.6がメインマシンで、WinXP(celeron(R)1.8Ghz)とeMac 10.2.4が有線LANで繋がっていました。そこに時々PB1400cとLib70が入り込む完全ローカルネットです。
eMacはOS 9.2.2でブートしてclassicMacとして使っていました。実はeMacは仕事で使うための自作プログラム専用機にしていたんですな、これが。
ところが、くだんのAppleVision君戦線離脱事件の影響で、バックアップ&メンテナンス用のMT300まで「連れション」ならぬ「連れ物置」に行ったきり状態に落ち入ってしまったわけです。
幸いeMacは順調そのもので、特に問題はありませんが、メンテナンス用(自分専用カスタム?)Macが無いのは何とも不便です。
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やっぱりeMacだな。iMacは液晶の分だけ高いし、バックアップ用としてなら同じ機種の方が影武者っぽくてかっこいいかも。などと能天気にかまえていました。
それで、選んだのがeMac(G4 1.25GHz)OS 10.3.4です。今度はDVDも焼けるしUSBもついてる、って、まるでお金持ちになった気分(財布の中身は減ってるのにね)。
当たり前のようなスペックでも私にはずいぶんまぶしく見えました。
早速、新たなMacを自分用にセットアップ(調教)するため、起動します。
「ジャーン」の音も、耳に新しく、マシンがかわったことを実感します。
まあ当然、OS 10.3.4が起動します。「そもそもオイラOS Xは分からんのだよ」と威張りながら起動ディスクを開けてみて、??????
OS 9が無い?? OS 10.3はclassicモードが無いの???と、原始人が都会に出てきた様な戸惑いに直面します。
いや、システム環境設定にはちゃんとclassicあるぞ、あれ??
sinkobaのCPUは、状況を理解するのに5分ほどスリープしました。
すなわちOS 10.3以降ではclassic bootが無いんですね。
大方の人はあんまり抵抗無く、OS 10.3以降に進めるんでしょうが、私のような原始人にとっては大問題。メインマシンで、classicアプリのメンテナンスがエミュレーションモードになるのか、、とため息をつきました。
classic bootを前提に自作プログラムで仕事していただけに、受けた衝撃はAppleVision君ダークアウト事件以上の深刻さです。(まあ、発端はここなんだけど。)
おそるおそる、プログラムをeMac10.3で試してみます。classicエミュがたちあがり、ちょっといい感じ、と期待するも、「ポーン」のbeep音も虚しくErrorウィンドウが淡い期待を打ち砕きます。
やっぱりだめか~。
eMac OS 9.2.2 bootはまさに最速のclassicMacです。逆に言うとOS X.2.4で起動すると低速OS Xなわけで、起動するにもモッサリしています。でも、大事なのは、今は至って順調に動いているこいつが、もしも止まってしまうと仕事にポッカリ大穴が開いてしまう、ということです。
ここで究極の選択。
1)OS X用に移植する。
2)classicでこのまま押し通すべく、悪あがきをする。
どちらもハードルは高そうです、1)はOS X自体がまだ全然慣れていませんし、2)はさすがに時代遅れの感が否めません。
素人プログラマの私にとって「前門のオオカミ、後門の虎」状態を打破する妙案はすぐには浮かびません。
仕方が無いので、必殺技、選択枝「(3)現実逃避モード」発動です。
これなら、敵のバルカンでもビームライフルでも避けられます。まさに「矢でも鉄砲でも持ってこい」状態です。また、このとき座右の銘は「棚からボタモチ」と「果報は寝て待て」に自動設定されます。
はてさて、AppleVision君事件の影響はまだ尾を引きましたとさ、、、。
(つづく)
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